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02/03 ガタタン

2014年02月03日 | 食・レシピ

「ガタタン」は、北海道・芦別市の名物料理。「ガタタン」には白菜、ニンジン、イカゲソ、豚肉、山菜、ダンゴなど10種類以上の具材が入っている。豚骨や鶏ガラなどがベースのとろみがあるスープに、最後に溶き卵を落として完成。

名前の由来は、中華料理の「含多湯(がたたん)」にあると言われる。戦後、中国北東部から引き上げてきた村井豊後之亮氏が、大陸の家庭料理をヒントに創作し、芦別でデビューされたのがその始まりである。
現在は芦別市の名物として多くの店(12店)で提供されている。それぞれの店舗ごとで個性が加わっているのも特徴である。

『ガタタンラーメン』

芦別観光物産センター2Fの「ラ・フルール」。テレビ報道されたことをきっかけに有名になったこの店は、連日、多くの客で賑わっている。
この店では、あっさりとしたスープに太麺を加えてラーメンとした「ガタタンラーメン」が人気。
ボリュウム満点だが爽やかなスープは喉にやさしく、とろみがある割には、中華料理にありがちな「しつこさ」が全くない。エビやイカといった海鮮類もあっさりとした味わいで、女性人気の一品であることにも納得できる。材料は色とりどりの野菜に、海鮮、豚肉と実に楽しい。ちなみにこの店では「ガタタン焼きそば」も人気である。

『宝来軒の肉団子入りガタタン』

「ガタタンといえば宝来軒」というほどの有名店。もともとは具沢山のスープであったガタタンそのものを味わえる店である。

この店のガタタンには、柔らかい杏仁豆腐のような肉団子が入っていて実に美味しい。とろみを付けたスープに、タケノコ、フキ、イカ、シイタケ、キクラゲ、豚肉、ちくわなどの具材が詰め込まれた、見た目も鮮やかな一品だ。
他の店と同じく、リゾットやドリアもガタタンのアレンジバージョンを用意。変り種でガタタンを堪能したい人にはうれしい店である。大衆食堂らしい気取らない店内で、アツアツの品々を堪能できる。

『きんたろうのガタタンスープカレー』

芦別市の市街地にある食堂「きんたろう」では、「ガタタンスープカレー」を食べることが出来る。材料もウインナーや彩野菜、ゆで卵といった子供に大人気の品々を使っており、クセのないさっぱりとしたスープに仕上げている。
「きんちろう」のガタタンは、ガタタン専用のダシを2日がかりで作っていると言う。豚骨ベースの和風ダシで、野菜、カツオ節などダシだけで10種類の食材を使い、丁寧にアク抜きから下茹でしている。
カレーのスパイシーな食感とガタタンならではの素材のゴージャス感を楽しみたいのなら、この店がお勧め。

「ガタタンラーメン」

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「ガタタンスープ」

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