佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

まだ間に合う日本版「国共合作」

2014-01-26 | さよなら原発

      まだ間に合う日本版「国共合作」 
                           小倉志郎

1930年代、中国と日本の戦争中、

血みどろの内戦をしていた中国の国民党と共産党は、

日本軍を追い出すために、手を結び第二次「国共合作」が成立した。

その結果、中国は日本軍に対して優勢を保ち始めました。


都知事選において、

脱原発候補は日本版「国共合作」をすることがなぜできないのでしょうか?

共通の強敵を前にして、同じ目標を持つ者同士が

なぜ手を結ぶことができないのか? 

過去の相手の行いを云々している余裕はありません。


まだ間に合います。脱原発候補はぜひ、投票日までに手を結んでください。

 

これは「エネルギー政策ML」に友人が投稿したメールです。

友人は、数年前から脱原発社会を目指して活動している元原発技術者です。

短いけれど、なるほどな~と心に残る文章で、

私の願いも同じだったので、他の方にも読んでもらいたくなり、

ご本人の了解をいただき、紹介しました。

 

新聞テレビによると、舛添さんが他候補を大きくリードしているとか?

殿や小泉さんの人気も、今や昔なのか…

意外なようでもあり、当然なようでもあり。

選挙は人気投票じゃない!と思ってはいるけれど、

脱原発を実現するには、人気票でもいいから票がほしい。

舛添さんが勝てば、

舛添さんを応援している自民党の政策が支持されたものとして、

原発の再稼働が始まり、脱原発社会の実現は遠のくのだから。

 

それじゃあ困る!

宇都宮さんでも細川さんでもどちらでもいいから、脱原発派が勝ってほしい!

と、他県に住む私は単純に願うばかり。

そして、この二人のどちらかが舛添さんに勝つ可能性は、かなり小さいらしい。

二人が頑張れば頑張るほど、脱原発を願う都民の心は揺れ動いているだろうな~

一緒に官邸前のデモに行ってた人たちが、

宇都宮さんにしよう!いや、細川さんだ!と亀裂が生じているのだろうか?

そんな風になったら、現政権の思う壺。

 

なんとか、この二人が手を組むことはできないのか?

どちらかが降りて、降りた方は相手を支援する代わりに、

選挙後は副知事となって共に協力して都政に当たるとか…

そんなことを願う人もけっこういて、

これまで水面下での働きかけがあったようだけど、すべて失敗だったらしい。

 

なぜだろう?

なぜ手を結べないんだろう?

小異を捨てて大同につく…ということがなぜできないんだろう?

遠くから見ていると歯がゆくてならない。

そう思っている国民はきっと多いと思う。

 

私も声を大にして東京に向かって叫びたい。

 まだ間に合います。

 脱原発候補はぜひ、投票日までに手を結んでください。

 

コメント
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