1月25日、NHK新会長の籾井勝人の就任会見が話題になっています。
従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べた上で、日本に補償を求める韓国を疑問視した。従軍慰安婦問題を取り上げた過去のNHK番組に関連し、この問題に関する見解を問われ答えた。尖閣諸島・竹島など領土問題については、国際放送で「明確に日本の立場を主張するのは当然。政府が右ということを左というわけにはいかない」と話した。(朝日新聞)
公共放送のトップとして、あまりにも不見識で、偏っており、驚くべき発言として
韓国はもちろん、イギリスのBBCはじめ海外メディアも大きく取り上げています。
政治家の問題発言とはまた違った意味で、責任が大きく問われるべき。
これでまた、国際社会における日本への信頼感は薄れたのだから。
どうしてこんな人が新会長になったのか?と思っていたら、
それに答えるような記事がありました。
http://gendai.net/articles/view/news/145502
昨年10月の記事ですが、それによると、
安倍政権が示したNHK経営委員の人事案には、首相の“お友達”がズラリ。
経営委はNHKの最高意思決定機関で、会長の任命権など強い権限を持つ。
来年1月に任期が切れる会長人事をにらみ、日本最大の放送機関を「安倍カラー」に染めようとする狙いはミエミエだ。
そして、その新任委員について次のように紹介している。
新任委員の顔ぶれは、次の4人。
・本田勝彦氏(71)~JT顧問で、安倍支援の保守系財界人の集まり『四季の会』のメンバー。
・長谷川三千子氏(67)~「オンナは子を産み育てよ」がモットーで、少子化を口実に家父長制の復権を公然と唱える保守論客。
・百田尚樹氏(57)~「永遠の0」や「海賊とよばれた男」のベストセラー作家で、安倍も作品の愛読者のひとり。いわゆる「自虐史観」を一貫して批判し、ある月刊誌で「安倍政権の最も大きな政策課題は憲法改正と軍隊創設」と言い切ったバリバリの軍国主義者。
・中島尚正氏(72)~「海陽学園」校長。次世代のリーダー育成を掲げる全寮制の中高一貫校で、副理事長を務めるJR東海の葛西敬之会長は、財界きっての原発推進論者。
よくもまあ、これだけ偏った考えの持ち主を集めたものだ。
なるほどね~
こんなメンバーで選んだ新会長なら、あんな発言も有りなんでしょうね~
しかし、それは、仲間内でのボヤキに留めておいてもらいたい。
安倍チームの偏見が日本国民の総意とみられては大迷惑です!