佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

ひとりで生きる~堀文子

2014-01-03 | 雑感

昨年末、友人から贈られた本です。

友人は堀文子女史が大好きだと書いていました。

私は、この本も、堀文子女史の存在も知らなかったけれど、

読んでみて、友人の言葉に納得。。

 

堀文子…1918年(大正7年)生まれの日本画家。

真の自由と自立を求め続け、

何ものにも縛られない絵の世界で飛翔し続ける女性。

 

「日本はバブルの真っ最中。恥知らずの国に成り下がり、

品位を失ったこの国で死ぬのは嫌だ」と思い、

70歳でイタリアに単身移住。

「私」という単語さえしゃべれない環境に自分を放り出す。

帰国後も、77歳でアマゾン、80歳でペルー、81歳でヒマラヤ山麓へ取材旅行。

未知の世界を求め続けます。

 

 

群れない、慣れない、頼らない。これが私のモットーです。

 

みんなひとりが寂しいといいますが、人といれば本当に寂しくないのかしら?  

人はそもそも孤独なんです。

 

私にとって、しいんと引き締まった孤独の空間と時間は何よりの糧である。

 

息の絶えるまで感動していたい。

現状を維持していれば無事平穏ですが、新鮮な感動からは見捨てられるだけです。

私は岐路に立たされたときは必ず、未知で困難な方を選ぶようにしています。

 

 

堀文子さんのような生き方は私にはとうてい真似できませんが、

これらの言葉を忘れたくなくて…ここにメモしておきます。

 

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