貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

味和心 日々加減 ・・・

2020-02-20 09:07:07 | 日記

味和心 日々加減 ・・・

令和2年2月20日(木)

 昨日で、やっと

『ぼくの蕉道 芭蕉の古径』の

原稿が仕上がる。

 343ページに膨れ上がる。

 1年半ぐらい原稿作りに明け暮れる。

 さあ、これから一ヶ月ほどかけて

推敲して、整え作業に入る。

 夏までには仕上げたい。

 今朝は、大津市も大詰め。

 比叡山の足下、坂本にある

日吉大社詣で。

 全国各地にある3,800余の

「山王さん」の総本宮。

 比叡山連峰 八王子山(牛尾山・378m)の

麓に広がり、延暦寺の門前町坂本の

鎮守神。

 「山王七社」「山王二十一社」とも

いわれ、摂社・末社が多い。

 創祀は古事記に記されるほど古く、

地主神である大山咋神(くいのかみ)とその妻、

鴨玉依姫神(かもたまよりひめのかみ)を

祀ったのが始まり。

 その後、延暦寺の発展とともに整備

されていく。

 境内は、東本宮と西本宮の2区域からなり、

東本宮・西本宮ともに本殿は

日吉(ひえ)造(づくり)といわれる

特殊な建築で、国宝。

 また、「山王さん」と呼ばれて

広く親しまれている例祭(山王祭)は、

湖国三大祭のひとつ。

 とうとう見ることもなくなったかな?

 学生時代の初めの一年、サークル活動のひとつ。

 地域の子どもの学習の支援に毎週参加。

ペスタロッチ祭で発表する機会に恵まれる。

 やはり自分の勉強、研究が先決と退会。

 課題追究のきっかけになった活動でも

あった?

 日吉大社も唯々懐かしい!

  芭蕉句碑は見当たらなかったが、

包丁塚があり、

「味和心 日々加減 技は庖魂」

という佳き言辞に遭遇。

深謝あるのみ!