貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

名月は敦賀の湊

2019-03-12 09:19:52 | 日記

名月は敦賀の湊

平成31年3月12日(火)

「道端の植え込みの日だまりに、

もうタンポポが咲いている。

 視界をスッと小さな花蜂が

よぎる。

 ホトケノザやオオイヌノフグリ

の可憐な桃色や水色も春らしい。

 見上げれば、櫻のつぼみも

ゆるんできた。」

 ほんと、久し振りに、

朝刊から春を感じる?

 皆、繁殖力の強靱なもの。

 春の威力はやはり凄い。

 

 自然と彼女が等栽の妻と分った。

昔の物語(※)にはこのような風情

があるものだ。」

※源氏物語・夕顔をイメージして

いるらしい。

「すぐに等栽を訪ねて会い、その家に

2晩泊まり、名月は敦賀の港で

見ようと思い旅立った。

 等栽も送りますと、

着物の裾を面白い様子にはしょり道

の案内をしようとウキウキして

出発した。」

 芭蕉宿泊の地「等栽宅跡碑」もあり。

奥の細道関連の資料も案内板にて

紹介されている。

 芭蕉と月の句も。

 そして・・・。


 大理石でまん丸の月をかたどられた

芭蕉の句は、

「名月の 見所問はん 

         旅寝せむ」

 これも、左内公園の中にある。

 では、左内とは?