貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

句歌碑の林立

2018-10-11 15:20:36 | 日記

句歌碑の林立

平成30年10月11日(木)

 小作駅まで歩いて行くと、

そんなに古くない塀が全部道路

側に7~8度傾いて、歩行者や

車の人が触らないように、イエロー

ロープと赤いとんがりコーンが置

いてある。

 台風の爪痕の一つ。

 びっくり!

 「こんな傾きで・・・!?」

 もっとびっくりは、朱書で、

たった一言。強烈!

「さわるな」

 被災の気持ちはわかるが、

通りがかりで、その美しくない

ことばに気分が沈む。

 大変だったなと同情する気持ちも

吹っ飛んでいきそう。

 そのまま横浜へ。

 帰路は違う径を歩いた。

 今日も又、坩満寺。

 ここから有料という受付に行くと、

二匹の猫が気持ちよさそうに番を

している。

 周囲を見渡すがどなたも見えない

ので、帰りにと猫ににゃん語で、

「後でね。」

と庭園に入る。

 

  まず、本殿を参拝。

  夜泣きの椿の木、支柱で伸びる枝も

芸術的に。

 北条時頼公のツツジも見応えあり。

 これは、タブの木。

 西行法師の若き歌桜を見たり・・・。

 ちょっとヒヤッと冷気の漂う

庭を散策。

 歴史をもろに感じてしまう。

 これは、親鸞上人が腰掛けた石。

 

 親鸞上人のお腰掛石の傍には、

いろいろな人の歌句碑も林立。

 そして、舟つなぎの石も添えられていた。

 向こうにはのどかな田園風景が

今を象徴しているようだ。

 バショウもひときわふくぶくと・・・。

 育て方がうまい。

 庭師の人が入っているのだろう。

 芭蕉ゆかりの坩満寺!

 受付に戻ると、やはり猫だけ。

 拝観料を置き、駐車場へ。

 途中、掃き掃除をしておられた

ご婦人を見て、この方がお寺のご婦人

だなと判じ、挨拶を交わし、事の

次第を説明。

 お礼を述べて失礼する。

 山門を再度通り、一礼!          

 道の駅「鳥海」で一休み。

 鳥海山の水を購入。

 これがすこぶる美味しい!!

 鳥海山の水の恵みが稲作など顕現。

 地元の子どもたちは卒業年次

鳥海山に登るという。
 いつか登ってみたい山の一つ。