貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

湖の表情

2018-10-06 11:05:43 | 日記

湖の表情

平成30年10月6日(土)

 私は4年ほど琵琶湖の畔で過ごした

ことがある。

 現在の琵琶湖をちょっと違うが、

琵琶湖の表情が脳裏に焼き付いて

いる。

 芭蕉は、神功皇后の墓だと言い伝えら

れる墓のある坩満珠寺の座敷に座って

象潟の全景を見たという。

 その時、「松島は陽気で笑っている

ようだが、象潟は逆にうらみに心を閉ざ

しているように感じたようだ。

 寂しい印象が先立つ上に、哀しさ

までも加わり、湖の表情が憂いを抱

いている美女西施を思わせた。」

ようだ。

「象潟や 雨に西施が ねぶの花」

という句が生まれる。

 太平洋と日本海の違いがそうさせた

のか。

 今の象潟では、想像だに限りあり。

 道の駅の日本海沿いにある道の駅

「象潟」の西施像とはちょっと違う、

これまた美女西施と芭蕉像が、坩満寺の

境内にあり。

 駐車場のすぐ傍だ。

 5・6人の同年代の男性群と

駐車場で出会う。

 お互い、観光目的が違うので、

「いいなあ!そういう旅も・・・」

と別れ際。

 芭蕉翁と西施二人の像と再会を歓ぶ。

  左に芭蕉翁、右に西施像。そして私。

 三角関係かな? 

 美女西施をどっぷりと!

西施のイメージ画?

西施の説明碑

そして、芭蕉翁像。

 そして、芭蕉の句碑。

「象潟や 雨に西施が ねぶの花」

これが ねぶのはな 合歓の花だ。

 さあ、今日は象潟を満喫しよう

と張り切って境内の中へ。