貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

受付は上人猫?

2018-10-10 09:15:49 | 日記

受付は上人猫?

平成30年10月10日(水)

 今、乞食俳人の芭蕉の弟子、

路通のことを著した本を読んで

いる。

 いねいねと 

    人にいはれつ 

            年の暮れ

             路通

 侘しさと寂しさがひとしお。

 しかし、世の人の冷たさを

歌に託す路通ののうのうとした

図太さも感じられる・・・?

 

 九十九島巡り始終の地坩満寺の参道を

満ち足りて庭園へ向かう。 

 九十九島の石碑も発見。

 歌枕象潟を、自らの命と引き換えに

守ったという24世覚林和尚のことも

知る。

  蓮の群生に中の島も陸上の築山

のよう・・・。

 ここから有料という受付に行くと、

二匹の猫が気持ちよさそうに番をし

ている。

 周囲を見渡すがどなたも見えないので

、帰りにと猫にゃん語で、「後でね。」

と庭園に入る。