スカイパーフェクトTVの「日本映画専門チャンネル」で2月1日から、没後50年記念「溝口健二」特集が始まります。月曜~木曜に一作品ずつの放映。2月は「山椒太夫」「近松物語」「西鶴一代女」などが見られます。スカパーはアンテナ及び取付料無料、基本料金数百円で加入でき、あとは契約するチャンネルごとに月額が決まっています。(ちなみに「日本映画専門チャンネルは525円です。)コピーガードがついていて、ハードディスクからDVDへ落とせないのが欠点ですが、溝口監督ファンは必見ではないでしょうか? と、今日はお知らせでした。
「さくら」を読み終わり、きのうから恩田陸氏の「夜のピクニック」を読んでいますが、人名が次から次に現れて、覚えるのがうざったい! 実は今まで普段は翻訳本ばかり読んでいて、和書はあまり読まなかったのですが、その原因が分かったような気がしています。その点「さくら」は登場人物が基本的に家族だけなので、こういう思いはせず、気持ちよく読めました。「さくら」は2日で読んじゃいましたが、「夜のピクニック」は時間がかかりそうです。
西加奈子さんの「さくら」、読み終わりました。この本の編集者は、本を読んで泣くという体験をこの本で初めてした、と書いていましたが、私は泣きませんでした。でもいい本でした。
私は人が泣くところでは泣かず、泣かないところで泣くところがあって、ちなみに映画を見て嗚咽したのは、ドライヤーの「奇跡」とラングの「暗黒街の弾痕」ぐらいです。本を読んで泣いたことは無いんじゃないかな?
私は人が泣くところでは泣かず、泣かないところで泣くところがあって、ちなみに映画を見て嗚咽したのは、ドライヤーの「奇跡」とラングの「暗黒街の弾痕」ぐらいです。本を読んで泣いたことは無いんじゃないかな?
昨年の年末の朝日新聞に「2005年、飾ったこの一冊」という特集記事があって、松田哲夫という人と優香が対談しているのですが、そこでも触れられていたリリー・フランキー氏の「東京タワー」のヤフオクでの人気がこの何日か異常です。人によっては定価以上の価格で落札している人までいて、どうなってるでしょうか? 私はこの記事を読むまで、ナンシー関の友人という認識しかありませんでした。ちなみに今日は、その対談で触れられていた西加奈子さんの「さくら」を読んでました。
本来なら今日は宮ケ瀬ビジターセンター主催の「野鳥を見る会」に参加する予定だったのですが、雪がまだ残っていることもあって、参加は見合わせ、家で山田宏一氏の「何が映画を走らせるのか?」を読んでいました。
この本のすごさは、引用がとにかく多いことです。映画に関する本はすべて読んでいるのではないか、と思わせるほど、引用が多く、とにかく圧倒されます。このぐらい博識がないと、映画についてはまともに語れないってことなのかもしれないな、などと思うのでした。
この本のすごさは、引用がとにかく多いことです。映画に関する本はすべて読んでいるのではないか、と思わせるほど、引用が多く、とにかく圧倒されます。このぐらい博識がないと、映画についてはまともに語れないってことなのかもしれないな、などと思うのでした。