西加奈子さんの「さくら」、読み終わりました。この本の編集者は、本を読んで泣くという体験をこの本で初めてした、と書いていましたが、私は泣きませんでした。でもいい本でした。
私は人が泣くところでは泣かず、泣かないところで泣くところがあって、ちなみに映画を見て嗚咽したのは、ドライヤーの「奇跡」とラングの「暗黒街の弾痕」ぐらいです。本を読んで泣いたことは無いんじゃないかな?
私は人が泣くところでは泣かず、泣かないところで泣くところがあって、ちなみに映画を見て嗚咽したのは、ドライヤーの「奇跡」とラングの「暗黒街の弾痕」ぐらいです。本を読んで泣いたことは無いんじゃないかな?
スミやん昆虫研究所の所長スミやんことウルトラタイガーです
「泣く」ことにはオイラも少し困った時期がありました
何年もツラい時も悲しい時も感情を圧し殺していたら、10年くらい前、どんなに悲しいことがあっても泣けなくなりました
スゴく痛いことがあったら泣いたかもしれませんけど…
そういうことは無かったのでわかりません
感情の起伏が無かったわけではないのですけど…
一時オイラは「涙を忘れた男」でした
そう言うとカッコイイですけど、嫌な雑念にとらわれていました
『男が「泣く」なんて恥ずかしい』くらいならば、まだカワイイですけど…
オイラは「悪い心」にとらわれていました
今ではその頃の心はもう忘れてしまいましたけどね
また同じ失敗をしないように気をつけたいです
脱線して訳のわからないことを書いてスミマセンでしたm(__)m
スミやん昆虫研究所(>_<)
PSちなみに今は泣けますこの間はNHK大河ドラマの「真田太平記」の最終回で泣いてしまいました
「真田太平記」はヤフオクで安価で買いましたけど、中国語の字幕がウザかったです(泣)。
では今回はこの辺で
私も一時「泣く」ことができない時期がありました。
そんな時、否応無く、涙への道を切り開いてくれたのが、ドライヤー監督の『奇跡』と、フリッツ・ラング監督の『暗黒街の弾痕』でした。
前者は神保町にあるミニシアター(“何とかホール”という有名な映画館だったのに、名前が出てこない!)で最初に見て、しかも映画が終わる直前に嗚咽にまで行ってしまっていたので、とても困ったのを覚えています。
後者を最初に見たのは、どこだったでしょうか? やはりどこだかの映画館だったと思いますが、具体的にどこだったかは忘れてしまいました。
最近では、すっかり涙もろくなり、
ちょっとしたことですぐに泣いてしまいます。
ごく最近だと、渋谷のミニシアターで、オルドリッチ監督の遺作『カリフォルニア・ドールズ』を見て、ラストで激しく嗚咽し、映画が終わるとともに、走るようにして映画館を去ったことがありました。
「泣く」という行為は、感情面で“リセット”してくれるような働きがあるようで、
ひとしきり泣くと、「あ~あ」といった感じで、ちょっとホッとしたりもできます。
ウルトラタイガーさんも、これから気軽に泣けるようになるといいですね。
それから「真田」つながりで、
加藤泰監督の『真田風雲録』という、とても感動的な映画があります。笑いあり、涙あり、と書いてしまうと、ステロタイプの言葉になってしまいますが、本当に腹の底から笑え、また心の底から感動できる名作です。
もし見る機会がありましたら、是非ご覧になることをお勧めします。