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アンソニー・マン監督『シャロン砦』その5

2019-11-02 00:22:00 | ノンジャンル
 昨日の夕方、ホウ・シャオシェン監督の作品『冬冬(トントン)の夏休み』を久しぶりに観るために、小田急線で本厚木から新百合ヶ丘まで行ってきました。あらすじをこちらで書くために『冬冬の夏休み』のパンフレットを買おうとしましたが、在庫がなく、仕方がないので、『冬冬の夏休み』を今回上映した映画館「川崎市アートシアター」に在庫があるパンフレットを見ていたら、ウッディ・アレンの『恋のロンドン狂騒曲』のがあったので、衝動買いしてしまいました。『恋の~』のあらすじは、既にこちらのブログで紹介させていただいているのですが、今回パンフレットを買ったことで、撮影中のアレンの姿を写真で見ることができました。ポルトガルのオリヴェイラ監督もすごいですが、アレン監督も今年で84歳! しかも私の大好きなブルックリン生まれであることをパンフレットを買ったことで初めて知りました。アレン監督の作品で未見のものがあったら、今後は積極的に観ていこうと思いました。


 さて、また昨日の続きです。

 門を閉める大尉。「それぞれ持ち場につけ」。
 黙々と進む隊列。
 ジェドが焚火の側に座っている。そこにマルゴが現れる。ジェド「何しに来た?」「お前と行く」「出撃したのか?」「ああ」「ガスも?」「ああ」「他は砦に?」「ああ」「全滅するな」「来い」「待て」「何だ?」「急ぐなら行け」「急がない」。ジェドに銃を渡すマルゴ。ジェド「自分で担げよ」「それが必要な時が来る」「どうせ一緒に行くんだろう」「この先は無理だ」「無理?」「先住民の土地だ」「お前は?」「俺も先住民の一員だ」。去るマンゴ。
 森で宿営している大佐の部隊。ガス「森にいるのが一番安全です」大佐「先住民の姿がないな」「向こうは見てるかも」「こちらが分散するのを期待してるんだ。少人数なら捕まえやすい」「だとしても森は出ない方がいい」「仕掛けるしかない。偵察に行け。ここで待ってる」「はい」。
 森に囲まれた草原を馬の並足で進むガス。それを眺められるところの木に登るジェド。ガスを弓で射ろうとしていた先住民をジェドが射殺する。それを機に先住民たちが坂を一斉に下ってくる。ガスは逃げ戻る。大佐「突撃ラッパを!」。突撃する大佐の部隊。ジェド、歩兵たちに「森へ戻るんだ! 早く。戻れ! 戻るんだ!」。ガス、撃たれて倒れる。草原での白兵戦。ガスの許へジェドは駆け寄るが、既に死んでいる。ジェド「森へ戻れ! 砦に戻るぞ! 早く! 負傷兵を連れて戻れ! 走り続けろ!」。「門を開けろ!」。砦では走り寄る先住民たちに大砲が発射される。逃げ戻る先住民たち。門が閉まる。
 草原には無数の屍。大佐の死体もある。
 雪の朝。大尉「号令を」。軍服姿のジェドは軍曹になっている。「解散!」。笑いが起こる。ジェド「号令はどうでした?」大尉「上出来だったぞ」。ジェド、コリーナの許へ。歌「雪と暑さと乏しい食料♪それでも彼らは涙を隠した♪遠い昔を勇者たちは戦った♪ここが最後のフロンティア♪」。映画は終わる。(ちなみにこの映画の原題は『最後のフロンティア』。)

 ここでも敵味方の上下関係がそのまま位置の上下関係になっている場面が多く見られました。見応えのある“映画”です。まだ見ていない映画ファンの方にはお勧めです!!

 →サイト「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

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