遅ればせながらWOWOWで、ロン・ハワード監督'05年作品「ダ・ヴィンチ・コード」を見ました。
ルーブル美術館内で、黒衣の男シラスは、聖杯を守る4人の守護のうち3人が殺され、最後の1人となってしまったソニエールに聖杯のありかが書いてあるキー・ストーンのある場所を尋ねますが答えないので、殺します。ソニエールは自分の孫のソフィーにありかを教えようと美術館内に暗号を何ケ所かに書いて行き絶えます。警察から事件解決の協力を頼まれた美術史家ラングドン(トム・ハンクス)は、暗号解読係を装って現場に行ったソフィーから危険を知らされます。ソニエールの死体の脇の床に書いてあった文章の最後の文が「P.S ラングドンを捜せ」というもので、それを見たファーシュ警部(ジャン・レノ)は、ラングトンを真犯人と思い込んでいると言うのです。しかし、この「P.S」の本当の意味は「親友」を表す言葉でした。ラングドンのポケットにしこまれていた発信機を窓から下を通ったトラックの荷台に捨て、それを警察に追跡させている間に美術館内にソニエールが書き残したメッセージを次々と解読していき、ソニエールのものである百合の紋章を手に入れます。そこには番地が書かれていて、その番地に行くとそこは銀行で百合の紋章で中に入り、貸し金庫の中に入っていたのは木箱で、その中には26文字が刻まれた5つのダイヤルを正しく合わせた時にだけ開く装置「キー・ストーン」が入っていました。
一方、自分の体を傷つけることでキリストの受難を体験するという、キリスト教の秘密結社オプス・デイの評議会で、アリンガローサは秘密を守るために聖杯を破壊し、今後シオン修道会のメンバーは口を封じることを提案し、受け付けられます。シラスもここのメンバーでした。
警官に包囲された銀行を脱出したラングドンらは、友人で聖杯に異常な興味を持つリー老人を訪ねます。リーによると、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に描かれている唯一の女性マグダラのマリアはキリストの妻で娼婦などではなく、彼が十字架で殺された時妊娠していて、フランスへ逃れ、そこで娘を産んだと言います。
彼女の死後、キリストの血脈を絶やさないため、シオン修道院が組織され、武装組織としてテンプル騎士団が作られ、一時は強大な権力を教皇から認められていました。が、キリストの血脈を守るということは女性が必要になり、女性の存在が天国への道に欠かせないという考えにつながり、その役目を自ら負おうとしている教会への脅威となるため、教会はある時期から徹底的にキリストの末裔など否定し、自由な考えを持つ女性を大量に処刑してきました。リーがそこまで語ると、シラスが彼らを襲いますが、逆襲し人質にします。警察がリー宅を包囲したため、ラングトンらはリー宅を脱出し、空港からリーの自家用機でロンドンに向かいます。
キーストーンの入っていた箱に残されたメッセージの中の「教皇」の言葉を基に、テンプル教会を訪れると、シラスとリーの運転手が3人に襲い掛かり、キー・ストーンを奪います。リーの運転手は自分がオプス・デイの導士だとスラスをだましたのですが、運転手はリーに毒殺され、シラスも警察との銃撃戦でアリンガローサを間違って撃ってしまい絶望したところを警察に射殺されます。メッセージの「教皇(ポープ)」というのは、シオン修道会の会員だったアイザック・ニュートンの葬儀委員長の名前であることに気付いたラングドンらはニュートンの墓に行きますが、リーが先回りしていました。リーは拳銃で脅してラングトンらにキー・ストーンを開けろと命じますが、無理だと言って投げ捨てます。振動に弱いキー・ストーンは中の地図が溶けてしまい、踏み込んだ警察にリーは逮捕されます。しかし、ラングトンはメッセージの謎解きに成功していて、密かにキー・ストーンの中から聖杯への地図を手に入れていました。
2人で地図に従い、テンプル騎士団の造った礼拝堂へ行き、地図に導かれてついに地下室に聖杯を発見します。地上に出ると、シオン修道会の人々とキリストの血をひくソフィーの血縁者たちが温かく迎えてくれました。ラングドンはメッセージにあてはまるところがルーブル美術館にもあることに気付き、その地に立ちますが、その地下にはマグダラのマリアの墓があるのでした、という話です。
2時間30分の長編、しかも話が複雑なのですが、そこはさすがロン・ハワード、次から次ぎへと謎解きが続くサスペンスで盛り上げ、リーのユーモアあふれるキャラクターが魅力的で、終わりもハッピーエンドで、しかも盛り上がり、残酷なシーンも暗示させるシーンとして不快感を与えない工夫をしていました。
なお、詳しいあらすじは「Favorite Movies」の「その他」の「ロン・ハワード」の項に載せましたので、興味のある方はご覧ください。
ちょっと時期外れかも知れませんが、未だ見ていない人にはオススメです。
ルーブル美術館内で、黒衣の男シラスは、聖杯を守る4人の守護のうち3人が殺され、最後の1人となってしまったソニエールに聖杯のありかが書いてあるキー・ストーンのある場所を尋ねますが答えないので、殺します。ソニエールは自分の孫のソフィーにありかを教えようと美術館内に暗号を何ケ所かに書いて行き絶えます。警察から事件解決の協力を頼まれた美術史家ラングドン(トム・ハンクス)は、暗号解読係を装って現場に行ったソフィーから危険を知らされます。ソニエールの死体の脇の床に書いてあった文章の最後の文が「P.S ラングドンを捜せ」というもので、それを見たファーシュ警部(ジャン・レノ)は、ラングトンを真犯人と思い込んでいると言うのです。しかし、この「P.S」の本当の意味は「親友」を表す言葉でした。ラングドンのポケットにしこまれていた発信機を窓から下を通ったトラックの荷台に捨て、それを警察に追跡させている間に美術館内にソニエールが書き残したメッセージを次々と解読していき、ソニエールのものである百合の紋章を手に入れます。そこには番地が書かれていて、その番地に行くとそこは銀行で百合の紋章で中に入り、貸し金庫の中に入っていたのは木箱で、その中には26文字が刻まれた5つのダイヤルを正しく合わせた時にだけ開く装置「キー・ストーン」が入っていました。
一方、自分の体を傷つけることでキリストの受難を体験するという、キリスト教の秘密結社オプス・デイの評議会で、アリンガローサは秘密を守るために聖杯を破壊し、今後シオン修道会のメンバーは口を封じることを提案し、受け付けられます。シラスもここのメンバーでした。
警官に包囲された銀行を脱出したラングドンらは、友人で聖杯に異常な興味を持つリー老人を訪ねます。リーによると、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に描かれている唯一の女性マグダラのマリアはキリストの妻で娼婦などではなく、彼が十字架で殺された時妊娠していて、フランスへ逃れ、そこで娘を産んだと言います。
彼女の死後、キリストの血脈を絶やさないため、シオン修道院が組織され、武装組織としてテンプル騎士団が作られ、一時は強大な権力を教皇から認められていました。が、キリストの血脈を守るということは女性が必要になり、女性の存在が天国への道に欠かせないという考えにつながり、その役目を自ら負おうとしている教会への脅威となるため、教会はある時期から徹底的にキリストの末裔など否定し、自由な考えを持つ女性を大量に処刑してきました。リーがそこまで語ると、シラスが彼らを襲いますが、逆襲し人質にします。警察がリー宅を包囲したため、ラングトンらはリー宅を脱出し、空港からリーの自家用機でロンドンに向かいます。
キーストーンの入っていた箱に残されたメッセージの中の「教皇」の言葉を基に、テンプル教会を訪れると、シラスとリーの運転手が3人に襲い掛かり、キー・ストーンを奪います。リーの運転手は自分がオプス・デイの導士だとスラスをだましたのですが、運転手はリーに毒殺され、シラスも警察との銃撃戦でアリンガローサを間違って撃ってしまい絶望したところを警察に射殺されます。メッセージの「教皇(ポープ)」というのは、シオン修道会の会員だったアイザック・ニュートンの葬儀委員長の名前であることに気付いたラングドンらはニュートンの墓に行きますが、リーが先回りしていました。リーは拳銃で脅してラングトンらにキー・ストーンを開けろと命じますが、無理だと言って投げ捨てます。振動に弱いキー・ストーンは中の地図が溶けてしまい、踏み込んだ警察にリーは逮捕されます。しかし、ラングトンはメッセージの謎解きに成功していて、密かにキー・ストーンの中から聖杯への地図を手に入れていました。
2人で地図に従い、テンプル騎士団の造った礼拝堂へ行き、地図に導かれてついに地下室に聖杯を発見します。地上に出ると、シオン修道会の人々とキリストの血をひくソフィーの血縁者たちが温かく迎えてくれました。ラングドンはメッセージにあてはまるところがルーブル美術館にもあることに気付き、その地に立ちますが、その地下にはマグダラのマリアの墓があるのでした、という話です。
2時間30分の長編、しかも話が複雑なのですが、そこはさすがロン・ハワード、次から次ぎへと謎解きが続くサスペンスで盛り上げ、リーのユーモアあふれるキャラクターが魅力的で、終わりもハッピーエンドで、しかも盛り上がり、残酷なシーンも暗示させるシーンとして不快感を与えない工夫をしていました。
なお、詳しいあらすじは「Favorite Movies」の「その他」の「ロン・ハワード」の項に載せましたので、興味のある方はご覧ください。
ちょっと時期外れかも知れませんが、未だ見ていない人にはオススメです。
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