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青い眼がほしい

2006-04-08 18:40:42 | ノンジャンル
 西加奈子さんが推薦するトニ・モリソンさんの、中でもこれが一番という「青い眼がほしい」を読みました。正直な感想は?でした。
 見かけが醜く、足に障害を持つ黒人の少女が、いじめに会い、アル中の父に強姦され、妊娠して流産し、精神に異常を来しはじめるという話なのですが、とにかく独白がやたら多い。外国の小説に共通することなので、しょうがないのかもしれませんが、そこの部分がやたら退屈でした。
 このところ、最近日本で書かれた小説を読んでいたのですが、どれも長い独白などあまりなく、ストーリーがスピーディーに流れ、人物描写もあっさりしたもので、苦もなくすらすらと読めるものばかりでした。
 西さんがあまり薦めるので、トニ・モリソンの小説を4冊まとめ買いしちゃったので、あと3冊あります。もちろん全部読むつもりですが、他も同じようだと、ちょっときついなあ、って感じです。でもとにかく、読んでみましょう!

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