三池祟史監督の'03年作品『極道恐怖大劇場・牛頭(ごず)』をスカパーの東映チャンネルで見ました。
組長(石橋蓮司)に報告をしていた組員の尾崎(哀川翔)は、窓の外にいるチワワを見て、「あれはヤクザを殺すように訓練されたヤクザ犬だ。殺られる前に殺らないと」と言って、そのチワワを地面に何度も叩きつけ、リードでブンブン振り回す。
南の運転する車に乗った尾崎は、こんな時期に名古屋へ挨拶回りに行くのはおかしいと言い、途中で後につけた車を「ヤクザを轢き殺すためのヤクザ車だ」と言って、南に急ブレーキを踏ませ、後ろの車を運転していた中年女性を射殺しようとするが、南に突き飛ばされて気を失う。南は尾崎を乗せて先を急ぐが、川で道が寸断されているところで急ブレーキをかけると、尾崎は頭をフロントにぶつけ、死んでしまう。南は公衆電話で組長に連絡を取ろうとするが、うまくいかず、ボックスを出ると、公衆電話が鳴りだし、扉も自動的に開く。南は喫茶店に入り、3人のオカマの店員にコーヒーを頼むと、サービスとして茶碗蒸しが出てきて、それを食べるとトイレで嘔吐し、戻ると車の尾崎が消えている。尾崎のことを知らないと言う喫茶店の2人の客。
組長に電話すると、「とにかく尾崎は狂ってるので処分しなければならない。白川組に助けてもらえ」と言われるが、その住所に行くと寺があり、住職は警察に聞けと言う。交番の警官は香港出身で話にならず、やがてタイヤがパンクすると、そこに居合わせた顔の半分が白い能勢(火野正平)は自分の工場でパンクを直してやると言い、付いていくと、そこが白川組だった。組長は問題に答えられたら協力してやると言い、なぞなぞを出して南が答えると、能勢に尾崎の捜索を手伝うように言う。能勢は捜査は明日からと言って、南を「マサカズ旅館」に連れていく。一緒に泊まろうとして南に追い出される能勢。「マサカズ旅館」とプリントされた下着のシャツ姿の弟に用を命じる女将は、南が大浴場に入っているとサービスだと言って背中を流しに入ってきて、おまけに自分の乳を飲ませようとする。夕食を食べていると、天井から滴り落ちてくる乳。南は包茎手術をした後に尾崎と言葉を交し、初体験の時のためにと穴開きの女性用の下着を贈られたことを回想する。
翌朝目覚めると、部屋の机には3人分の朝食と牛乳が用意されていた。現れた能勢は頭にケガをしていて、「だから昨日は帰りたくなかった」と言う。喫茶店に行くと昨日と同じ客がいたが、南が来たことも覚えていないと言う。その客らと同級生だと分かった能勢も、後は自分で探せと南に言い、南が車に戻ると、「そこで待て 能勢」と書かれた紙が飛んでくる。旅館に戻った南に、女将は弟が霊媒になれると言い、弟に飴を与えてシャツを脱がせ、背中を鞭打ちし始める。痛がり逃げる弟をかばう南に、弟は霊媒でもなんでもないがサービスとしてやっていると言う女将。そこに能勢が現れ、喫茶店の客は中学の時の番長と副番長で怖くて逆らえなかったと言い、喫茶店のマスターは3年前に交通事故で死んでるとも言う。客は尾崎を見ていて、「餅米はどこだ?」と言うので、最寄りの米屋を教えたと言っていた。南らが米屋(長門裕之)に行くと、今度は胡麻と小豆を買いに酒屋に行ったと言うが、嫁がアメリカ人なので行かない方がいいと言う。それでも南らは酒屋に行くと、尾崎はそこからマサカズ旅館に行ったと言う。牛乳の瓶詰めをしている女将と弟に尋ねると、尾崎は昨晩の深夜に南の泊まった部屋の真上の物置小屋に尾崎が泊まったと言う。南がそこで待つと、牛の頭にブリーフ姿の男が現れ、南に巻紙を渡すと、南の顔を舌で嘗め回し、床には女将の乳を吸う弟の姿が見える。目覚める南。しかしその手には巻紙があり、「処分場で待つ 尾崎」と書かれていた。スクラップ工場に行くと、オーナー(丹波哲郎)は「誰を処分したい?」と繰り返し言い、作業員は玄関先に転がっていた尾崎をプレスしたと言い、中身はポリバケツの中、皮膚はハンガーに掛けられたものを示す。そこへ女(吉野きみ佳)が現れ、自分は尾崎だと言い、尾崎しか知り得ないことを述べる。女と組長の許に戻ると、組長は女を誘惑し、南はそれを妨害して、勃起させるために肛門におたまを差していた組長を殺してしまう。南は女に下着を贈り、初体験に臨むが、膣から出た手が南のペニスを握り、やがて膣から尾崎が出てくる。しわしわになった女は湯に入れると元通りになり、3人は仲良く暮らすのだった。
シュールな展開と画面、常に夕暮れのような画面が印象的な映画でした。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)
組長(石橋蓮司)に報告をしていた組員の尾崎(哀川翔)は、窓の外にいるチワワを見て、「あれはヤクザを殺すように訓練されたヤクザ犬だ。殺られる前に殺らないと」と言って、そのチワワを地面に何度も叩きつけ、リードでブンブン振り回す。
南の運転する車に乗った尾崎は、こんな時期に名古屋へ挨拶回りに行くのはおかしいと言い、途中で後につけた車を「ヤクザを轢き殺すためのヤクザ車だ」と言って、南に急ブレーキを踏ませ、後ろの車を運転していた中年女性を射殺しようとするが、南に突き飛ばされて気を失う。南は尾崎を乗せて先を急ぐが、川で道が寸断されているところで急ブレーキをかけると、尾崎は頭をフロントにぶつけ、死んでしまう。南は公衆電話で組長に連絡を取ろうとするが、うまくいかず、ボックスを出ると、公衆電話が鳴りだし、扉も自動的に開く。南は喫茶店に入り、3人のオカマの店員にコーヒーを頼むと、サービスとして茶碗蒸しが出てきて、それを食べるとトイレで嘔吐し、戻ると車の尾崎が消えている。尾崎のことを知らないと言う喫茶店の2人の客。
組長に電話すると、「とにかく尾崎は狂ってるので処分しなければならない。白川組に助けてもらえ」と言われるが、その住所に行くと寺があり、住職は警察に聞けと言う。交番の警官は香港出身で話にならず、やがてタイヤがパンクすると、そこに居合わせた顔の半分が白い能勢(火野正平)は自分の工場でパンクを直してやると言い、付いていくと、そこが白川組だった。組長は問題に答えられたら協力してやると言い、なぞなぞを出して南が答えると、能勢に尾崎の捜索を手伝うように言う。能勢は捜査は明日からと言って、南を「マサカズ旅館」に連れていく。一緒に泊まろうとして南に追い出される能勢。「マサカズ旅館」とプリントされた下着のシャツ姿の弟に用を命じる女将は、南が大浴場に入っているとサービスだと言って背中を流しに入ってきて、おまけに自分の乳を飲ませようとする。夕食を食べていると、天井から滴り落ちてくる乳。南は包茎手術をした後に尾崎と言葉を交し、初体験の時のためにと穴開きの女性用の下着を贈られたことを回想する。
翌朝目覚めると、部屋の机には3人分の朝食と牛乳が用意されていた。現れた能勢は頭にケガをしていて、「だから昨日は帰りたくなかった」と言う。喫茶店に行くと昨日と同じ客がいたが、南が来たことも覚えていないと言う。その客らと同級生だと分かった能勢も、後は自分で探せと南に言い、南が車に戻ると、「そこで待て 能勢」と書かれた紙が飛んでくる。旅館に戻った南に、女将は弟が霊媒になれると言い、弟に飴を与えてシャツを脱がせ、背中を鞭打ちし始める。痛がり逃げる弟をかばう南に、弟は霊媒でもなんでもないがサービスとしてやっていると言う女将。そこに能勢が現れ、喫茶店の客は中学の時の番長と副番長で怖くて逆らえなかったと言い、喫茶店のマスターは3年前に交通事故で死んでるとも言う。客は尾崎を見ていて、「餅米はどこだ?」と言うので、最寄りの米屋を教えたと言っていた。南らが米屋(長門裕之)に行くと、今度は胡麻と小豆を買いに酒屋に行ったと言うが、嫁がアメリカ人なので行かない方がいいと言う。それでも南らは酒屋に行くと、尾崎はそこからマサカズ旅館に行ったと言う。牛乳の瓶詰めをしている女将と弟に尋ねると、尾崎は昨晩の深夜に南の泊まった部屋の真上の物置小屋に尾崎が泊まったと言う。南がそこで待つと、牛の頭にブリーフ姿の男が現れ、南に巻紙を渡すと、南の顔を舌で嘗め回し、床には女将の乳を吸う弟の姿が見える。目覚める南。しかしその手には巻紙があり、「処分場で待つ 尾崎」と書かれていた。スクラップ工場に行くと、オーナー(丹波哲郎)は「誰を処分したい?」と繰り返し言い、作業員は玄関先に転がっていた尾崎をプレスしたと言い、中身はポリバケツの中、皮膚はハンガーに掛けられたものを示す。そこへ女(吉野きみ佳)が現れ、自分は尾崎だと言い、尾崎しか知り得ないことを述べる。女と組長の許に戻ると、組長は女を誘惑し、南はそれを妨害して、勃起させるために肛門におたまを差していた組長を殺してしまう。南は女に下着を贈り、初体験に臨むが、膣から出た手が南のペニスを握り、やがて膣から尾崎が出てくる。しわしわになった女は湯に入れると元通りになり、3人は仲良く暮らすのだった。
シュールな展開と画面、常に夕暮れのような画面が印象的な映画でした。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto)
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