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ジェフリー・ディーヴァー『静寂の叫び(上)』

2007-07-19 15:23:17 | ノンジャンル
 「魔術師」が面白かったジェフリー・ディーヴァーの「静寂の叫び(上)」を読みました。
 脱獄囚3人が聾唖学校の生徒たちを人質に食肉加工場に立てこもります。FBIの交渉人ポターは情報担当、通信担当とベストメンバーを集め、人質解放の交渉に入ります。電気を使えるようにする替わりに最年長の生徒18才の生徒スーザンを解放してもらいますが、彼女は射殺されます。州警察の人質救助隊のリーダー・トリメインはポターに万が一のことがあったら、自分が後を引き継ぎたいと申し出、受け入れられますが、トリメインはFBIの指示を無視して、勝手に突入の準備を勧めます。食物の差し入れとの引き換えで一人の生徒を解放させ、ビール6缶入りを2ケースでもう一人の生徒も解放させます。その際、犯人のすきをついて、もう一人の生徒を研修生のメラニーは外に押し出し、ドアを閉めます。
 犯人グループのリーダーで冷徹で残酷なハンディと、刻々と迫るデッドラインを引き延ばそうと交渉するポターのやりとりにドキドキします。ポターは一言の恐ろしさを十分知っていて、この一言が人質の命を左右することをしりながら、言うべきか言わないべきか悩むシーンが何度もでてきます。その度に、こちらも次ぎの展開が読めず、ハラハラします。また、FBIと州警察の対立もあり、ポターは犯人とともに身内の警察とも戦わなければなりません。
 後半、期待です。

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