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チャールズ・チャップリン監督『チャップリンのキッド』その3

2014-08-25 09:30:00 | ノンジャンル
 また昨日の続きです。
 髪の毛を持って吊られ、殴られんとした時、女が現れ、青年の手を取り、チャーリーに「あなたはこの人を殴りはしないわね」と言います。女は青年を説教し、青年は手を勢いよく出し、チャーリーは驚きますが、それは握手するためでした。「覚えている? 人も汝の右の頬を打たば左の頬を出せ」。神妙な表情になる青年。チャーリーは青年の頭をレンガで殴り、青年の拳をよけながら、青年を蹴る、殴るを繰り返します。チャーリーは家に駆け込むと、頭を殴られてフラフラになった青年は「奴はここにはいないな」と言い、去ります。外に出て笑うチャーリー。ジョンを抱いた女は「この子は病気です。すぐ医者をお呼びなさい!」と言い、チャーリーがジョンを抱くと、「私は行きますが、また戻って来ます」と言って去ります。
 “町の医者”の字幕。やって来た医者はチャーリーの口に体温計を突っ込み、額に手を当てますが、すぐに気づいてジョンの許へ行きます。脈を取り、聴診器を当てる医者。「『あー』をしなさい」。あーと言うチャーリー。子供だと言う医者は、ジョンの頭を乱暴に前に傾けると、背中に聴診器を当てます。チャーリーと話していた医者は「もっと大きな声で!」と言い、大声で話していたチャーリーはやがて聴診器に向かって叫び、医者は耳を押さえ、怒り出します。医者が座った椅子は壊れ、新たに別の椅子に座り直した医者は「君があの子の父親かね?」と言い、チャーリーは「そんなところです」と答えます。「説明しなさい」。新聞紙を取り出し、上にたまった埃をチャーリーが吹くと、むせる医者。新聞紙の中からチャーリーは手紙を出します。「この赤ん坊を、よろしくお願いします」。医者「この子には手厚い看護が必要だ」。考え込むチャーリー。医者「この件を調べよう」。医者はかもいに帽子をぶつけ、去ります。ジョンの手を取り、見守るチャーリー。
 “9月1~4日――回復期”の字幕。ベッドの上で新聞を読むジョン。料理をするチャーリー。“手厚い看護”の字幕。郡立孤児院の車がやって来て、男とドライバーがチャーリーの家に入ります。男、ドライバーに「子供はどこにいるか聞きなさい」「彼の持ち物があるか聞きなさい」「彼には関係ないと言いなさい」。埒が開かず、男はチャーリーに直接話そうとしますが、手を机の上の料理の上につき、熱がります。ドライバーはジョンに帽子を被らせ、連れていこうとしますが、ジョンはチャーリーに助けを呼びます。チャーリーはジョンを連れ戻し、ドライバーとド突き合いになります。男とドライバーに押さえ込まれるチャーリー。泣いていたジョンは、ハンマーで男とドライバーの頭を叩きます。ドライバーは警官を呼び、チャーリーは鉢を構えて睨み合いになります。チャーリーは男に鉢をぶつけ、粉だらけにしますが、ドライバーはジョンを連れ出し、チャーリーは男と警官に取り押さえられます。車の荷台に乗せられ、両手を差し出し、泣くジョン。警官はチャーリーを殴ろうとして、よけられ、男を殴ってしまい、その隙にチャーリーは屋根に逃れます。それを追う警官。ジョンは孤児院の男に訴えますが、男はジョンの顔を押し、ジョンを倒します。出発する車。チャーリーは瓦で警官の頭を殴って撃退し、屋根伝いに車を追い、車の荷台に飛び降りると、男と揉み合いになり、男を荷台から蹴落とします。呆然とする男。荷台でひっしと抱き合うチャーリーとジョン。車を停めたドライバーは、荷台に気づき、逃げ出します。医者はチャーリーの家から出て来ると、連れて来た女に手紙を見せます。「この赤ん坊を、よろしくお願いします」。女は思い出します。
 “夜”の字幕。木賃宿。「盗難の責任は負いません」の看板。宿の主人はチャーリーに前金を要求し、チャーリーは体中のポケットを探り、やっと硬貨を見つけて、主人に渡します。主人にベッドに案内されると、窓を開け、毛布を上げて、その隙にジョンを窓から入れるチャーリー。チャーリーが体中のポケットを探っていると、手の数が増え、やがて隣の男の手が硬貨を握っているのに気づきます。ジョンは眠ろうとしますが、お祈りをするのを思い出し、床にひざまづいて祈っていると、主人が気づきます。主人が近づくと、ベッドの下に隠れるジョン。主人が顔をチャーリーの顔に近づけると、チャーリーが足で毛布を上げ、そこにできた隙間にジョンが飛び込みます。(また明日へ続きます‥‥)

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/

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