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青山真治監督『レイクサイド・マーダーケース』

2008-11-10 19:05:11 | ノンジャンル
 先週の土曜日の朝日新聞に「ネコ派かイヌ派か」のアンケートが載っていました。結果はネコ派16%、イヌ派44%でイヌ派の圧勝。拮抗するのではと思っていたので意外でした。好きな理由はネコ派が「マイペースさ」「しぐさ」、イヌ派は「素直で従順」「よくなつく」などでした。これは予想通り。ちなみに私はあえて言えばネコ派ですが、イヌも大好きです。

 さて、スカパーの707チャンネル「日本映画専門チャンネル」で、青山真治監督の'05年作品「レイクサイド・マーダーケース」を見ました。
 スタジオで写真撮影をする高品。並木(役所広司)とベッドの上で並木の義理の娘・まどかの受験のことを話す高品。並木は受験合宿先の森の中の別荘に行き、妻の美奈子(薬師丸ひろ子)とともに津久井(豊川悦司)の模擬面接を受けます。そこへ高品がやってきて、写真を並木に届けます。並木は美奈子にこんなことまでする必要があるのかと言います。並木と別居している美奈子は、並木と高品の仲を怪しみます。夜になり、並木は東京に一旦戻り、高品は別のホテルに行きますが、美奈子は予知能力で高品が死体になっているのを見ます。並木が帰ってくると、美奈子が高品を殺していました。高品が別居のことを全て受験校にばらすと言い、逆上したのだと美奈子は言います。他の親らは事件を隠そうと言い、並木夫妻は2人きりになると言い争いを始めます。親らは死体の指紋を焼き、顔をつぶし、湖に沈めます。並木は津久井が殺したのだろうと美奈子に言いますが、次第に親たち皆が共犯なのではと疑い始めます。津久井は死体を発見した時に、死体の周りに子供の足跡が無数にあったと言います。並木は反論しますが、津久井は並木の子ならやりかねないと言い、親の醜さに子供たちは気付いていると言います。親たちは子供たちを理解できないと言い、並木に仲間に入るよう説得します。美奈子は並木と話していると、まどかの幸せな未来の姿が見えるのでした。
 訳が分からない映画です。何も面白くありません。これだけの役者を揃えてつまらない映画を作るのですから、青山監督と私とはとことん相性が悪いようです。青山監督の映画はこれまで見てきたものも、どこが面白いのか分からないものばかりで、では本当に面白くないかというと、蓮實重彦氏は高く評価していたりするので困ってしまいます。おそらく私がバカなのでしょう。自分の馬鹿さ加減を知りたい方にはオススメです。

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