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水素ガスで走る自動車の仕組みって?

2007-08-24 16:55:48 | ノンジャンル
 このところ地球温暖化ネタが多いですが、今日もその一環のネタです。
 私が今乗ってる車はホンダの車なので、先日、立派なパンフレットが送られて来ました。内容は、水素ガスで走る車についてです。
 これまで水素ガスで走る車って聞くと、水素ガスを燃やして、それでエンジンを動かし、排気ガスは水だけ、というのだと思っていましたが、違ってました。どうも水素ガスを燃焼させるだけではパワー不足でエンジンを動かすところまでいかないようで、実際には水素ガスを燃やして、そこから発生する電気を使って走らせるのだそうです。
 そしてその電気を発生させる装置「燃料電池スタック」は1999年には202kg あったのが、2003年には96kg 、2006年には67kg と年々軽量化されているんですね。軽量化されれば、当然その分、車のパワーも使わなくても済むわけで、大変な企業努力をされているな、と思いました。
 そして燃料の水素をどうやって作るか、ですが、方法は2つあって、1つは、太陽電池で発電し、その電気で水を分解する「太陽電池式水素ステーション」、もう1つは、身近な天然ガス(都市ガス)から水素を作る「Home Energy Station」で、これは副産物として熱が出るので、家庭ごとに設置すれば、熱も手に入れられるというもの。どちらも21世紀になってから、カリフォルニアで実験稼動しているとのことです。
 と、ここまで読めばいいことずくめですが、問題は車、または水素を発生させる装置のお値段です。パンフレットでは、値段にはまったく触れられていません。おそらく目の玉が飛び出る程、高いのでしょう。トヨタの環境車「プリウス」が高級車のように、ホンダも値段にかけては庶民的というのは難しいと思いました。
 しかし、こうした取り組みは全面的に賛成です。ホンダはテレビCMでも環境に優しい車の走らせ方をアピールしたりしていて、好感が持てます。他のメーカーも負けずに、環境に優しい車の開発を進めてほしいと思います。

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