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ジョン・ウー監督『レッドクリフ Part1』

2009-05-07 14:44:00 | ノンジャンル
 今日気付いたのですが、最近のブログにはここも含めて「拍手」という機能がついているようです。そのネーミングからしておそらく、ブログの内容に賛意を示す人がこの機能を使うと思われるのですが、これ、かなり不快な機能だと思いました。ブログの数が半端でない現在、訪れる人自体が少ないブログが圧倒的多数を占めていると思われ、また私のように読んでくれる人に拍手を求めて書いているのではない人も多くいるのではと考えると、「拍手0」という表示が毎日のブログの後に付け加えられるのは、はっきり言って迷惑でしかありません。この「拍手」っていうネーミング、いったい誰が考えたのでしょう?

 さて、WOWOWで、ジョン・ウー監督の'08年作品「レッドクリフ Part1」を見ました。
 「1800年間、語り継がれてきた『三国志』。本作は全2部作にわたる壮大な物語である」の日本語字幕。漢王朝から乱世への時代背景が図入りで語られ、80万の兵力を持つ曹操が漢の幼い皇帝を味方にして、関羽、張飛、趙雲という猛将と軍師・諸葛孔明(金城武)を擁する劉備と、軍師・周瑜を擁する孫権を赤壁の戦いで破らんとしていることが分かります。曹操は皇帝を脅して劉備と孫権を討伐する許可を得、それに反対する皇帝の家来の首をその場ではねます。進撃を開始すると、その圧倒的な戦力に劉備軍は敗走し、大量の避難民が逃げる時間を稼ぐために、張飛は孔明に与えられた策・盾での反射で敵の目をくらます作戦で奮闘します。逃げ遅れた劉備の妻子を趙雲は救おうとしますが、追い込まれた妻は井戸に身を投げ、赤子だけは何とか劉備の元に届けます。関羽は人質にされそうになりますが、背後から曹操を襲わなかったことを理由に曹操に逃がしてもらいます。孔明は孫権との同盟を劉備に進言し、自ら交渉に出向き、孫権の軍師・周瑜(トニー・レオン)と心通じさせ、彼の助力を得て孫権に劉備との同盟を同意させます。曹操は大水軍とそれに従う陸軍を孫権の領土に向かって進軍させます。孔明と周瑜は曹操の陸軍を、亀の甲羅の形に兵を配置して敵を導く八卦の陣で破り、緒戦を勝利します。曹操は赤壁を間近にして水軍の陣地を築き、決戦を前にして遊びに興じるのでした。
 戦いのシーンのスペクタクルで見せます。CGによると思われる景色の美しさ。カメラが引いて上昇すると全貌を現す圧倒的な数の軍隊の眺望と、モブシーン。猛将たちの超人的な活躍。戦略や陣形の面白さも目を引きました。金城武とトニー・レオンの魅力もさることながら、他の役者が皆誰かに似ていて、趙雲は野球解説者の与田剛さん、関羽は片岡千恵蔵さん、孫権はピエール瀧さん、曹操はTOKIOのリーダーという具合で、出て来る度におかしくなりました。決戦を迎えるPart2にも期待です。

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1 コメント

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Unknown (ウルトラタイガー)
2013-05-31 16:42:52
こんにちはミキティさん

ブログ楽しく読ませて頂いております

レッドクリフで検索したらヒットしたので…

レッドクリフpart1をもう一度観てみました

もう一度観て思ったことは登場人物の少なさです

三国志演義という小説?には1000人を超える人物が登場します

三国志のスケール、奥行きを作っているのは、間違いなく個性豊かな登場人物の多さにあると思います

三国志に限らず歴史小説の醍醐味は歴史上の人物が織り成す人間ドラマにあると思います

あの名君もあの武将もあんなことを…あんなことで…

いつの世も同じ人間がやることにたいして違いはない

こんなことが…という新発見も楽しみのひとつかもしれません

しかし歴史小説を楽しむためには歴史の背景や流れ登場人物の予備知識が必要ですね

レッドクリフpart1は三国志初心者にはオススメですが、三国志マニアにはちょっと物足りない感じがすると思いました

生意気言ってスミマセン


スミやん三国志マニア研究所(>.<)
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