gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『フェアトレード』って何?

2008-05-22 15:12:00 | ノンジャンル
 最近フェアトレードという言葉をよく聞きます。生産国に対して適性な価格で消費国が買い取る(つまり消費国が生産国から搾取しない)という意味で使われていると思っていたのですが、今日リクルートが発行したフリーペーパー「R25」にフェアトレードに関する記事が載っていました。
 「フェアトレード」とは「公平な貿易」を意味する言葉で、、途上国の生産者と適正な価格で貿易することで、彼らの生活を支援するのが目的。ここまでは大体あってました。ここからが問題です。記事を引用すると「だが、その基準はどうなっているのだろう? フェアトレード商品の認証ラベルを発行している国際フェアトレードラベル機構(FLO)では、買い取りの基準価格などの規定を設けている。(中略)例えばフェアトレードの綿の場合、原料である綿花の生産から紡績、染めや織りなど製品化の全ての過程に規定があります。児童労働や強制労働がないか、環境への配慮がされているか、民主的な運営がされているかなどで、専門機関が定期的に監査をしています。これらの基準をクリアした生産者から基準価格以上で生産品を買い取ることで、企業はフェアトレード認証ラベルを使うことができます。さらに買い取り価格とは別に奨励金を生産者に支払います。これは井戸や医療施設、学校など地域に必要なものを生産者が導入するための資金です(後略)」つまり、高い価格と地域環境の向上のために生産者にきちんと生産してもらったものを適正価格で消費国の企業に買ってもらい、消費者はフェアトレードで買われたものだから安心して少々高くても消費できる、というシステムなのです。FLOの人は製品の品質や安全を追求すると、フェアトレードに行きつくとまで言っています。
 まだフェアトレードの認証ラベルが一般的に知られていない日本ですが、どんどんその存在を広め、企業にもどんどん宣伝してもらいたいものです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿