西加奈子さんの'09年作品「うつくしい人」を読みました。
会社で上司に注意されて、その場で泣き崩れてしまったことをきっかけに、会社を辞め、家に閉じこもっていると、18才からやはり家に閉じこもっている姉のようになってしまうという強迫観念に取りつかれた主人公は、一人で飛行機に乗り、瀬戸内海の島に建つ豪華なホテルに滞在することにします。そのホテルには図書館があり、カクテルを作れないバーテンダーや謎の外国人がいます。そうした人々と交流しながら、主人公は学生時代に行なったイジメのことを思い出したりして、重い思いに捕らわれたまま、そのホテルから帰路に着くのでした。
悪い意味で文学をしている小説であると思います。書かれている内容はつまらなく、重苦しい雰囲気が支配しています。ただ、あとがきだけは明るく、そもそも私が西さんの小説を継続的に読み始めた理由を思い出させてくれました。もう一度、また明るい光の中で、小説を書き始めてほしいと切に思います。ということで、私は次回作に期待です。
会社で上司に注意されて、その場で泣き崩れてしまったことをきっかけに、会社を辞め、家に閉じこもっていると、18才からやはり家に閉じこもっている姉のようになってしまうという強迫観念に取りつかれた主人公は、一人で飛行機に乗り、瀬戸内海の島に建つ豪華なホテルに滞在することにします。そのホテルには図書館があり、カクテルを作れないバーテンダーや謎の外国人がいます。そうした人々と交流しながら、主人公は学生時代に行なったイジメのことを思い出したりして、重い思いに捕らわれたまま、そのホテルから帰路に着くのでした。
悪い意味で文学をしている小説であると思います。書かれている内容はつまらなく、重苦しい雰囲気が支配しています。ただ、あとがきだけは明るく、そもそも私が西さんの小説を継続的に読み始めた理由を思い出させてくれました。もう一度、また明るい光の中で、小説を書き始めてほしいと切に思います。ということで、私は次回作に期待です。
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