今日の朝日新聞の朝刊に面白い記事が載っていました。「老後に夫と同居→妻死亡リスク2倍」というタイトルで、そんな調査結果を発表した愛媛県総合保健協会の藤本弘一郎医長が愛媛医学会賞に選ばれ、28日に松山市で授賞式があったそうです。
藤本医長は「夫が日常生活の多くを妻に依存している高齢者が多く、肉体的にも精神的にも妻には夫の存在が負担になっている」と指摘しています。
調査では、96~98年に松山市に隣接する旧重信町(現・東温市)で、60~84歳の男女役3100人に配偶者の有無や喫煙習慣、糖尿病や高血圧の治療歴など17項目を答えてもらい、約5年後の01~02年に対象者の生死を確認したところ、調査中に死亡した男女計約2000人と生存していた約2900人を比べ、配偶者の有無などが死亡に与えた影響を60~74歳と75~84歳(96~09年当時)で分析したとのことです。
その結果、75~84歳では、女性は夫がいる方が、いない場合に比べて死亡リスクが2.02倍に高まっていた一方、男性は妻がいる場合、いない場合に比べて0.46倍に下がっていたのだそうです。60~74歳でも同様の傾向が見られたとのことです。
そうだろうな、と思いました。うちが全くそうでしたから。父が定年退職して家にいるようになると、それまで会社でやっていたのと同じように、細かいことまで、あらゆることに母に口出しし、母が好きで植えている花まで植え変えさせたのだそうです。(当時、私は東京で一人暮らしだったので、あくまで聞いた話。)母はストレスをかかえ、ぜんそくになってしまい、3回死にかけました。今は父が認知症になり、ますます手がかかるようになって、母は心ひそかに、父の死ぬのを待っていて、父の死後、自分が今までやりたくてやれなかったことを思いっきりやりたいと思っている事を私は知っています。老後の男性、自分ができる家事はやりましょう!
藤本医長は「夫が日常生活の多くを妻に依存している高齢者が多く、肉体的にも精神的にも妻には夫の存在が負担になっている」と指摘しています。
調査では、96~98年に松山市に隣接する旧重信町(現・東温市)で、60~84歳の男女役3100人に配偶者の有無や喫煙習慣、糖尿病や高血圧の治療歴など17項目を答えてもらい、約5年後の01~02年に対象者の生死を確認したところ、調査中に死亡した男女計約2000人と生存していた約2900人を比べ、配偶者の有無などが死亡に与えた影響を60~74歳と75~84歳(96~09年当時)で分析したとのことです。
その結果、75~84歳では、女性は夫がいる方が、いない場合に比べて死亡リスクが2.02倍に高まっていた一方、男性は妻がいる場合、いない場合に比べて0.46倍に下がっていたのだそうです。60~74歳でも同様の傾向が見られたとのことです。
そうだろうな、と思いました。うちが全くそうでしたから。父が定年退職して家にいるようになると、それまで会社でやっていたのと同じように、細かいことまで、あらゆることに母に口出しし、母が好きで植えている花まで植え変えさせたのだそうです。(当時、私は東京で一人暮らしだったので、あくまで聞いた話。)母はストレスをかかえ、ぜんそくになってしまい、3回死にかけました。今は父が認知症になり、ますます手がかかるようになって、母は心ひそかに、父の死ぬのを待っていて、父の死後、自分が今までやりたくてやれなかったことを思いっきりやりたいと思っている事を私は知っています。老後の男性、自分ができる家事はやりましょう!
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