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フリスコ・キッド

2006-05-23 17:14:36 | ノンジャンル
 NHK・BS2でロバート・アルドリッチ監督'79年作品「フリスコ・キッド」を見ました。
 1880年、ポーランドのユダヤ教の修道院で成績がビリのラビ、アブラム(演じるは、メル・ブルックス映画の常連だったジーン・ワイルダー)はアメリカのサンフランシスコに派遣されることになります。ニューヨークについた途端、3人組の詐欺師にひっかかり一文無しになりますが、たまたま旅するユダヤ人の一団に出会い、旅費を恵んでもらいます。
 それで列車に乗って、トイレに立ったおかげで列車強盗トニー(演じるは「スターウォーズ」の2年後の若きハリソン・フォード)に会わずにすみます。列車を降り、鉄道人夫をしてためた金で馬を買いますが、昼寝をしている間に狸に食料を食べられ、魚を捕ろうと池でバシャバシャやってると、たまたま通りすがりのトニーが見るに見かねて拳銃で魚を仕留めてやり、それ以後二人は一緒に旅することになります。
 途中の町でトニーは銀行強盗を働き、後でそれを知ったアブラムは怒りますが、とりあえず逃げます。金曜日は乗り物に乗ってはならないという戒律を守り、馬から降りて歩くアブラム。迫る追手にトニーは気が気ではありません。それでも何とか追手から逃れたと思ったら、今度はインディアンにつかまり、火あぶりにされそうになりますが、アブラムの信仰心の強さに感心した酋長に許されます。祝いの踊りを踊っているうちに失神したアブラムは気が付くと無言の行を続ける修道院に寝ています。そこでも純真素朴なアブラムに修道者は一斉に笑ってしまいます。
 その後立ち寄っった町でアブラムは詐欺師達に再会し、トニーの助けもあって金を取り返します。が、執念深い詐欺師達は、海水浴中の二人を襲い、アブラムはトニーを助けるため、仕方なく奴らの一人を打ち殺してしまいます。
 やっとサンフランシスコに着いた二人は訪問先を訪ねますが、アブラムは人を殺したことを気に病み、他人のふりをしてポーランドから持ってきた律法を末の娘に渡します。娘の通報で、ラビの到着を待ち望んでいた人たちは、レストランにいたアブラムを探し出し、アブラムもラビとして生きていく決心をします。そこへまた詐欺師の生き残りが乗り込んできますが、アブラムの一言で町の外へ追放され、くだんの娘とアブラムが結婚し大団円を迎えます。
 次から次へとエピソードが続き、見てて少しも飽きませんでした。ジーン・ワイルダーもハリソン・フォードも彼らにしか出せないいい味を出していたと思います。まだ見て無い方、オススメです。

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