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アンドレイ・コンチャロフスキー監督『天使が降りたホームタウン』

2023-02-24 03:03:23 | 日記
 今日は作曲家で編曲家、そしてピアニストとして素晴らしい音楽を私たちに残してくれたミシェル・ルグラン氏の誕生日です。映画好きの人ならジャック・ドゥミ監督とともに作った傑作『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』の名前がすぐに挙がるでしょう。彼は晩年に、日本のビルボード東京で元気な姿を見せてくれていましたが、残念なことに2009年に急死されました。改めて彼の死を哀悼するとともに、素晴らしい映画音楽をたくさん私たちに残してくれたことに感謝したいと思います。ルグラン、万歳!!

 さて、アンドレイ・コンチャロフスキー監督の1989年作品『天使が降りたホームタウン』をDVDで観ました。
 サイト「映画.com」の「ストーリー」に一部加筆修正させていただくと、
「空想家で頭の少し弱いホーマー・ランザ(ジェームズ・ベルーシー)は、父親が癌にかかっていることを聞き、ひとり暮らしをしているアリゾナから、両親の住むオレゴンまで旅をすることになった。ところがヒッチハイクで強盗にあい、無一文になったホーマーは、スクラップ場に止めてあった車で一晩を過ごそうとしているところを黒人女性のエディ(ウーピー・ゴールドバーグ)に見とがめられる。エディはホーマーが金を奪われたことを知るや、彼と共に犯人を追いかけることにするが、実は彼女もホーマーの金が目当てだった。性格も正反対だが、ふたりは不思議と気が合い、時として凶暴になるエディに、ホーマーは誠実に生きるべきだと諭す。しかしエディは、脳の病いに冒され、後1カ月の命であることを彼に打ち明けるのだった。ホーマーはエディのために、彼女の母親のもとに寄り道するが、彼女はすでに他界していた。ふたりはホーマーの実家にたどりつくが、彼の父は2日前に亡くなり、おまけにホーマーは自分が歓迎されない人物であることを知るのだった。その夜、町で友人と再会したホーマーは彼から仕事を得るが、エディはホーマーの誘いを振り切って町を出る決心でいた。ところがそんな時、彼女の頭を頭痛が襲いかかり、薬を買おうと立ち寄ったドラッグ・ストアで、小銭を探す時、誤って拳銃を出してしまう。エディは強盗と勘違いした店員に撃たれ、折から彼女を探してやって来たホーマーの腕の中で息絶えるのだった。」

 不思議な味わいのあるロード・ムービーでした。