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【パンサラッサ】有馬記念除外なら中山金杯へ( ・`ー・')キリッ

2021-11-28 05:23:32 | パンサラッサ

ZBAT!競馬『【古馬次走報】インディチャンプは香港マイルに参戦』
★マイルCS4着インディチャンプ(栗・音無、牡6)は、予定通り香港マイル(12月12日、シャティン、G1、芝1600メートル)に参戦する。
★栗東・矢作厩舎のオープン馬の動向は以下のとおり。マイルCS5着ホウオウアマゾン(牡3)は、状態が良ければ阪神C(12月25日、阪神、G2、芝1400メートル)へ。福島記念1着パンサラッサ(牡4)は、有馬記念(12月26日、中山、G1、芝2500メートル)を目指すが、除外されたときは中山金杯(1月5日、中山、G3、芝2000メートル)に切り替える。仏G1・フォレ賞3着エントシャイデン(牡6)は、京都金杯(1月5日、中京、G2、芝1600メートル)を使う。

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ZBAT!競馬さん以外にも、福島記念勝ちのパンサラッサは有馬記念をめざすも除外なら金杯へ、との記事が出ていましたので、おそらくその方針で進むのは間違いないのでしょう。

広尾TCにおける『有馬記念と中山金杯の両睨み』と言えば、2019年に有馬記念出走をめざすも叶わず、2020年の中山金杯にスライド出走したクレッシェンドラヴの失敗(?)があり、何となく嫌な感じを受ける方も多いでしょうが、あの時とは事情、条件が違いますので、個人的には充分あり得る有力な作戦だと思います。

具体的にあの時と今回で何が違うかと言いますと、2019年の有馬記念は日程が変則で、クリスマス前の12月22日に行われたんですよね。そうなると、翌年の金杯までには14日の間隔があり、例年より長くピークを引っ張る必要がありました。それに対して今年の有馬記念は12月26日ですから、スライド期間は10日と単純に4日も減ります。

加えて2019年は一頭でも回避馬が出れば出走できるというギリギリの状況だったため、最後の最後まで有馬記念を諦めることができず、メイチの仕上げをしてからの14日間スライドだったのが大きいです。今回どうなるかは分かりませんが、おおよその想定が出た段階で、どちらに軸足を置くかを判断しやすい状況になればしめたものです。

さらに言うと、クレッシェンドラヴとパンサラッサの個性の違い、実はこれが一番大きいと思っていまして…。

クレッシェンドラヴはデビュー以来数戦のやる気のない走りを持ち出すまでもなく、非常に繊細なところがあるタイプで、実力通りのパフォーマンスを出させることにすごく苦労があった馬です。細かく説明はしませんが、とにかくその難しい馬を、二ノ宮厩舎~林厩舎、テンコートレセン、内田騎手が手をかけて育て、『テンコーで調整したあと出走3週間前にトレセン入り、ビシッと追い切ってレースへ』というルーティンを確立することで結果を出してきた背景がありました。

2019有馬→2020金杯の14日間スライドはこのルーティンを大きく逸脱するもので、それがクレッシェンドラヴのリズムを狂わせ、本性として抱えている難しさを引き出してしまったのは否定できないところだと思います。

一方のパンサラッサはと言いますと、さすがにクレッシェンドラヴより鈍感力があると言いますか、ミスペン仔にしては育成時代からモノに動じないところがありましたし、どこの競馬場でも(右回りでも左回りでも)、相手がコントレイルであろうが条件馬であろうが、その時の実力、調子なりのパフォーマンスを出せるタイプに見えています。

これはどちらが強いとかそういう話ではなく、要するにパンサラッサの方が、『有馬記念に出られなかったら金杯へ』といった大雑把なローテーションにも対応してしまう、心身のタフさを持っているのだと思っています。(それは希望的観測だろ、と言われると、まあ、そんな気もしますけれど(^^ゞ)

いろいろと書いてしまいましたが、まずは有馬記念出走が叶うこと、これが第一希望です。その上で、除外になりそうだったらサッサと目標を金杯に切り替える作戦で…。その場合は金杯後に休みをとって、春は中山記念や金鯱賞あたりを使って大阪杯へ向かうなど、G1挑戦のチャンスはまだまだありますからね。

さすがに3冠馬コントレイルさんや海外G1馬ラヴズオンリーユーさんの穴を埋めるのは無理ですが、パンサラッサには、2022年の矢作厩舎を支える一頭として活躍して欲しいと思っていますからっ!m(_ _)m (そう言えば、来年は香港シャティンで大逃げカマすとか、やってみたら面白いかもしれませんね(^^ゞ)

 

有馬記念投票結果発表スケジュール
第2回中間発表 12月2日(木)
最終発表 12月9日(木)

投票期間:11月18日(木)から12月5日(日)

 


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6 Comments

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Unknown (あっきー)
2021-11-28 07:08:59
Azさんのおっしゃるように今回、パンサラッサが有馬除外→金杯になったとしても、クレッシェンドラヴの時とは状況が違いますし、馬の性格も全く違いますもんね^^;
とりあえず今日のジャパンカップ組の動向に注目したいと思います。
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Unknown (musashida2002)
2021-11-28 08:22:27
おはようございます。

いつもながら、Azさんの文章力には敬服します。
(真偽はともかく…)
いつも見習いたいと思います。

パンサラッサの有馬記念は出走できるように祈っています。
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Unknown (Az)
2021-11-28 08:35:16
>あっきーさん

性格も競馬の内容も、全然違いますよね。
戦法で悩むような面倒もないですし、どのレースに出ても頑張ってくれちゃうと思います。
意外にスンナリ出られちゃったり、しないかなぁ(^^ゞ
返信する
Unknown (Az)
2021-11-28 08:38:30
>musashida2002さん

おはようございます。

文章力みたいな立派な話ではないので…
汗顔の至りでございますm(_ _)m
なお、基本的には与太話ですので、真偽のほどは怪しい限りです(^^;)
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Unknown (Ribot)
2021-11-29 12:05:24
全くおっしゃる通り。パンサラッサはクレッシェンドラヴと違ってタフな馬。
クレの時は全力で反対しましたが、今回は大賛成です!
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Unknown (Az)
2021-11-29 17:31:53
>Ribotさん

ご賛同頂き恐縮です。
(全力で反対されたら泣いちゃうとこでした(^^;))

しかし、全然性格の違う出資馬が、何故かそろって福島で重賞制覇…
不思議と言えば不思議ですが、すごくありがたいし、ラッキーな気がしています。
もう、福島の事が大好きになりそうです(^^)
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