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様似木村牧場さんは初めての牧場だと思いますが、地図で確認すると、木村秀則牧場を起点にして、いずみ食堂さんの反対方向(東方向)に同じぐらいの距離を走ったところにあるようです。そうですねぇ、浦河のBTCは少し通り過ぎますから、もしかしたら、今までお世話になった中では一番遠い場所にある(育成)牧場かもしれません。
ちなみに矢作厩舎の馬が(シュウジデイファームに入る前に)中期育成場を挟むパターンとしては、パンサラッサが木村秀則牧場→谷川牧場(7/5~)→シュウジデイファーム(10/5~)でしたし、広い意味では10/2まで三嶋牧場富川分場にいたバスラットレオンもそうかもしれません。一方で本馬の全兄カイザーノヴァは、10/7に木村秀則牧場からシュウジデイファームに直接入厩でしたし、アシタカ、キングエルメスの19年産2頭も、中期育成を挟まず8/1にシュウジデイ入りしています。
こうして振り返ると、中期育成場を挟むかどうか、また移動時期についても結構バラバラで、画一的に対応しているわけではないことが分かります。矢作先生は幼駒時代から馬を直接確認するタイプだと思いますので、生産牧場での様子を確認し、馬ごとにどうするかを決めている、ということなのでしょう。
そう言えば、同期のステーブルメイトであるキョウエイカルラ’20は4/10にモリナガファームからモリナガファーム分場に移動をしましたので、こちらも中期育成を挟むパターンに入るでしょうか(三嶋牧場→同富川分場のバスラットレオンと同じ?)。その際には「馬運車や新しい環境など経験値の向上とメンタルトレーニングの一環」との説明がありましたから、大雑把には今回のステラリード’20についても同様の意味があるのでしょう。
ステラリード’20に関しては、ここまで同時期の兄たちに負けず劣らず順調に成長していますし、矢作先生も「順調なら北海道デビューをめざしたい」と仰っていますので、(だいぶ気は早いながらも)育成~デビューまでの大まかなスケジュール感はお持ちだと思います。(シュウジデイファーム入りは8月後半から9月かな?)
当然ながら、サラブレッドは想定通りにならないことが多いですが、今のところ矢作厩舎と広尾TCの相性は良いと思いますので、19年産世代、20年産世代にも、プロセスに関わらずの好結果を期待したいです(^^ゞ
【木村秀則牧場在厩のステラリード’20:公式HP(2021/5/7更新分)より】
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