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2009 G1結果 ~ジャパンカップ~

2009-11-29 16:50:58 | JRA G1・重賞戦線
久しぶりに国際G1らしい、レベルの高いジャパンカップでした。
リーチザクラウンが作った緩みのないペースが、結果として、とても厳しい勝負を演出してくれました。こういう厳しい戦いを勝ち抜いてこそのG1ホースですから、勝ったウオッカには最大級の賛辞を送りたいと思います。

【着順 予想 馬番 馬名(性齢) 斤量 騎手 タイム】
1 △ ⑤ ウオッカ(牝5) 55.0 ルメール 2.22.4
2 ☆ ⑩ オウケンブルースリ(牡4) 57.0 内田博幸 2.22.4
3 ☆ ⑥ レッドディザイア(牝3) 53.0 四位洋文 2.22.6
4 ◎ ⑯ (外)コンデュイット(牡4) 57.0 ムーア 2.22.8
5 - ③ エアシェイディ(牡8) 57.0 後藤浩輝 2.23.0


うーん、それにしても、ウオッカという牝馬はたいしたものです。
ルメール騎手の好騎乗もありましたが、2着から5着までが後方待機の馬たちという厳しい流れの中で、好位4、5番手から抜け出して長い直線を粘りきるのですから、気持ちよく走ったときの能力の高さは群を抜いていますね。
これで今年もG1 3勝目、通産では7つ目のG1タイトルです。私はウオッカのファンではないのですが、その私から見ても、名実共に歴史的名牝の座を不動のものにしたと思います。

4着に敗れたコンデュイットも、世界の強豪としての意地は見せてくれました。
キングジョージ&クイーンエリザベスⅡ勝ち、BCターフ連覇という輝かしい実績に加え、BCから僅か21日の間隔で、東京芝2400mを2分22秒8で駆け抜けるのですから、そのタフさには頭が下がります。
今日の好時計は彼の今後の種牡馬としての価値を高めるものだと思いますし、何よりも、厳しいローテや長い移動距離をものともしない果敢な挑戦に敬意を表したいと思います。


一方で、期待された昨年の覇者、スクリーンヒーローはだらしがなかったですね。
直線入り口ではウオッカと同じような位置取りでしたが、全く余力がなく馬群に飲まれていきました。多少外を回っていたのも事実でしょうが、今日のような姿を見ると、(昨年は勝ちましたが)本当の地力はウオッカよりも下なのだと思わざるを得ません。
(厳しいレースでは、こういう力の差がハッキリと出ますね。)

2着のオプケンブルースリ、3着のレッドディザイアはよく頑張っていたと思いますが、あえて言うならば、『今日は展開が嵌った』という感も否めません。
両馬とも、その実力トップクラスである事は間違いないですが、もしもこの両馬が1、2着だったりしたら、天邪鬼の私としては『ブエナビスタが出ていたら勝っちゃったのではないか・・・』などと思っていたかもしれません。
(そういう意味でもウオッカが勝ってくれて良かったと思います。)

余計なことはこのぐらいにして、今日は(ペースを作ったリーチザクラウンと武豊騎手に感謝しつつ)とにかくウオッカの激走を称える、そういうことにしたいと思います。

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