【フェブラリーS】レース展望:サンスポZBAT!
19日、東京では砂のマイル王を決める今年のJRA・G1開幕戦「第40回フェブラリーS」(ダート1600m)が行われる。
一昨年、昨年と連覇したカフェファラオ、東京大賞典、川崎記念連勝のウシュバテソーロ、一昨年の最優秀ダート馬テーオーケインズ、昨年のチャンピオンズC勝ちのジュンライトボルトら強豪が出走を見送ったのに加え、根岸S2着のギルデッドミラーが骨折により急きょ現役引退となったことで、やや小粒な顔ぶれとなった今年の砂マイル決戦。7ハロン限れば目下5連勝中と無双状態にあるレモンポップ(美浦・田中博康厩舎、牡5歳)が、1ハロン延長を克服し戴冠へ突き進む。
前哨戦の根岸Sは貫禄のV。逃げ、2番手が16、15着に沈む先行勢に厳しい流れを道中5番手の正攻法で運び、直線は力強く抜け出して初の重賞タイトルを獲得した。スピードとパワーで押すレーススタイルは安定感抜群で、1マイルも昨秋の武蔵野Sでハナ差2着にまとめており、十分に守備範囲といえる。主戦の戸崎圭太騎手がドライスタウトの手綱を取るため、一時白紙になっていた鞍上も坂井瑠星騎手に決定。昨年G1・2勝と台頭著しい若き腕達者とのコンビで2023年JRAG1・オープニングVを目指す。
その戸崎騎乗のドライスタウト(栗東・牧浦充徳厩舎、牡4歳)が強敵。2歳時に3戦無敗で全日本2歳優駿を制した大器。昨秋はOPの霜月Sを勝ち、前走のすばるSでも勝ち馬より2キロ重い58キロを背負い0秒1差2着と古馬混合でも上々のパフォーマンスを見せており、異世代制圧の場面があっていい。
同レース初の外国馬参戦もトピック。カナダから初来日するG1馬シャールズスパイト(R・アトフィールド厩舎、牡6歳)はオールウェザートラックでも勝ち鞍はあるが、前走のブリーダーズCマイルで2着に食い込むなど近走は芝マイルで活躍しており、スピード優先の東京ダートが合致する可能性も十分だ。
メイショウハリオ(栗東・岡田稲男厩舎、牡6歳)は昨年の帝王賞の覇者。当舞台でも3勝クラスを快勝している。ショウナンナデシコ(栗東・須貝尚介厩舎、牝6歳)は昨年のかしわ記念を牡馬相手に逃げ切っており、得意の距離で反撃の構え。テイエムサウスダン(美浦・蛯名正義厩舎、牡6歳)は昨年の2着馬。根岸Sは14着と崩れたが、底力は互角以上だ。
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ZBAT!競馬さんの『フェブラリーS・レース展望』を読んで感じたのですが、出走すれば主役級の馬たちがこぞってサウジ・ドバイを目標にしたために、確かにちょっと小粒なメンバーの争いになったかなと…。ギルデッドミラーが無事なら多少なりとも話は違ったかもしれませんが、骨折による引退では仕方がないですし…。
戸崎騎手がドライスタウトに乗ることで、坂井瑠星騎手にG1勝ちのチャンスが巡ってきたことは楽しみですが、やはり、フェブラリーSはダートのマイル王を決めるレースであって欲しい気持ちもありますしね。
まあ、私が何かをできるわけではないですが、来年以降も多くのダート強豪馬がサウジ・ドバイを優先する流れが続くとしたら、少し長い目で見て開催時期や条件などを整理した方が良いのかもしれません。。海外は海外、国内は国内と開き直る手もありますが、JRAがパート1国に拘る以上、そうもいかないところがありますからねぇ(^^;)
他レースとの関連チェックをしていませんが、冬の東京一週目、安田記念同日、いずれの案も今よりイイかも…
と、単純な私は思ってしまいました(^^ゞ
たしかにここのところのサウジ・ドバイと重なる国内G1レースのメンバーの小粒化はひどいですねぇ。
今年のフェブラリーS。バスラットレオンが出ると間違いなく優勝候補ですなぁ。
と、今さら言っても仕方ありませんが…
矢作先生を信じて、応援しましょう‼️
おはようございます!
小粒なんて言ったら失礼ですよね…
でも、1、2頭ならまだしも、一線級がゴソっと抜けるとさすがに(^^;)
(小声で言うと、バスラットレオンが出ていたら、レモンポップより上に行くんじゃないかと思います)
2月でなければフェブラリーSはないか。その時は名称変更しないといけません。
個人的にはJRAの重賞体系は根こそぎ変えないと持たないと思っています。
確かに、時季を変えたら名前も変えなきゃですね…
意外な盲点(^^;)