ZBAT!競馬『【函館2歳S】ナムラリコリスが外から抜け出し世代重賞一番星!』
第53回函館2歳ステークス(2歳、G3、芝1200m)は、泉谷楓真騎手騎乗の3番人気ナムラリコリス(牝、栗東・大橋勇樹厩舎)が好位の外め追走から直線で抜け出して勝利。世代最初の重賞ウイナーに輝いた。また、デビュー2年目の泉谷騎手はJRA重賞初勝利を飾った。タイムは1分09秒9(良)。
1馬身1/4差の2着にはカイカノキセキ(2番人気)、さらに1馬身遅れた3着にインで粘りこんだ未勝利馬のグランデ(10番人気)が入った。
函館2歳Sを勝ったナムラリコリスは、父ジョーカプチーノ、母ナムラキッス、母の父マツリダゴッホという血統。通算成績は3戦2勝。重賞初制覇。函館2歳Sは大橋勇樹調教師、泉谷楓真騎手ともに初勝利。
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この世代最初の重賞勝ち馬は、バッチリの好スタートから冷静に好位を追走、直線でインから抜け出したカイカノキセキとの叩き合いを制したナムラリコリスでした。3番人気に応えたこともそうですが、新馬戦で負けたポメランチェにきっちり借りを返す、見事な勝利だったと思います。
そして、ソツなく乗った泉谷騎手、重賞初勝利おめでとうございます。重賞は勝てる時に勝ってしまうのが大事ですが、今日のようなチャンスを逃さずモノにするあたり、今年の好調さを物語っているのかもしれません。
ということなのですが、注目の1番人気、前走の札幌新馬戦で1分7秒9のレコードを叩き出したポメランチェは、今回はかなり厳しいレースになってしまいました。。外からリトスにハナを叩かれ、それでも強引に主張した結果が前半3F33.6秒、1000m通過57.6秒のハイペース。札幌開幕週と今の函館では馬場が全然違いますから、さすがに4角で余力がなくなったのも致し方ないでしょう。
しかし、こういうレースを見ると、競馬というのは本当に奥が深くて難しいと感じます。いや、もしもキングエルメスが出ていたら、そしてナムラリコリスと同じような位置で競馬をしていたら普通に勝っちゃった気もしますが、まあ、そういう簡単な話ではないんでしょうねぇ(^^ゞ
**2021/7/17函館11R 函館2歳S(G3/芝1200m)・良**
やはり、この時期の馬は一戦ごとに変わりますよね。
それが事前にわかったら、こんなに楽なものはないでけれど(^^;)
しかし、坂井騎手はこれからドンドン良くなると思いますねぇ(^^)
今日の坂井騎手は、人気薄を良く馬券内に持ってきていたと思います。
広尾の馬に騎乗する時もこの調子でお願いします。