@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

中欧旅行記~1

2008-04-23 23:51:37 | 旅/Europeその他
それでは皆さま~
今宵より10泊12日間「中欧旅行」ダイジェストツアーどうぞお付き合い下さいませ

今回は某旅行会社の完全パックツアーでしたので、
空路・陸路ともに交通手段は楽チンお任せ…旅のご参考には乏しい記事になりますが、
どうぞ写真のみ楽しんでくださり、
クロアチアその他諸国にご興味いただければ幸いです

その肝心の写真ですが、
今回はすぐ忘れてしまう母のためにビデオカメラも持参…
ひとりでビデオ&写真担当しなければならないので一眼レフは断念
長年の相棒コンデジくんもかなり頑張ってくれはしましたが、
やっぱり一眼持っていくべきだったと後悔~

いつかまた行ける機会があれば、一眼レフ片手に
ゆっくり時間を忘れるくらいいつまでも眺めていたい、
そんな雄大な景色が広がる美しい国々でした。



1日目

オーストリア航空にてウィーン経由でクラーゲンフルトへ。
そこからツアーバスに乗り、トリグラフ山・ユリアンアルプスを超えて、
スロヴェニアは「アルプスの瞳」と呼ばれるブレッド湖に到着。



2日目
観光初日は残念ながら
断崖絶壁に建つブレッド城から湖を一望。
朝靄に包まれる湖に浮かぶ小島はブレッド島。
ここには願いの叶うと伝えられる鐘がある「聖マリア教会」が…



教会まではこの手漕ぎボートで渡ります。
…が、この前日雨だったため座席が濡れているだとかで
屋根つき電動ボートで渡ることに。
(拭かないで天日に任せるあたりが…らしいですねぇ)



午後はブレッド湖の南東30kmにあるボーヒン湖へ。
透き通った湖面に美しい山々を映す、その幻想的な美しさは
プレシェーレンの詩にもうたわれ、
古くはヴァレンティ・ヴォードニク、アガサ・クリスティなどの文豪にも愛されたのだそう。

そして湖畔の間近には標高2864mのトリグラフ山がそびえたつ。
この山はスロヴェニアの象徴といわれ、国家の紋章から国旗にまでその姿が
デザインされており、国民ほとんどが一生に一度は登るという大切な山。

その周辺はトリグラフ国立公園となっており、
約300段の階段を登ってサヴァ川の源流サヴィッツアの滝を見学しました。

…う~ん、たかだかツアーと甘く見ていたのでいきなり初日からプチ山岳隊に
ヨレヨレ体力ゼロの私なのでありました。

3日目

ヨーロッパ最大の大きさを誇るポストイナ鍾乳洞へ。

1818年に初めて調査隊が入り、翌年オーストリア皇帝が訪れさらに開発が進み、
1872年には洞窟内にトロッコ電車が敷設され、一大観光地となりました。
長さ約27kmもある洞窟内は10万年前から川の水を吸収し、
石灰岩が削られ形成された鍾乳石が壮大に広がるまるで宇宙世界のよう…
その鍾乳洞内の見学はガイド付きの約90分の見学ツアーとなっています。
まず黄色いトロッコに乗って2kmを疾走…これが削った岩肌スレスレを走る、
まるでディズニーのアトラクションのようでスリル満点。。。
少しでも乗り出したら間違いなく大けがしそうな造りなのに、
たいして注意やシートベルトや囲いがないところに…さすが!
下車後は1.7kmのハイライト部分を洞窟探検しながら見学。
鍾乳石は1mm成長するのに10~30年もかかるといわれるのですが、
ここで見られる鍾乳石は私の想像をはるかに超えた自然の驚異そのもの。

残念ながら洞窟内は撮影禁止だったので、写真はありません。
今回のツアーではそれほど告知がなく、特に旅のハイライトと思わずのぞんだのですが、
ここは首都リュブリャーナからも近く日帰りでエクスカーションできる観光地なので、
ぜひとも押さえてほしいお勧めスポットです

そして午後。
いよいよ国境を越えてクロアチアはイストラ半島の西岸に位置する港町ポレチュへ。
まだEU圏内ではないクロアチアへの入国は、国境ポイントゲートで
パスポートを提示するのみで簡単に通過することができます。



この石畳!…うーんようやくヨーロッパに来たという実感
どの街角を撮影しても絵になりますねぇ。



ポレチュの街ははるかローマ時代から栄えた港町であり、
それ以降もビザンツ帝国、ヴェネツィア共和国、オーストリア・ハンガリー帝国と
さまざまな国家の支配を受けた歴史を持つ。

そんなポレチュの旧市街は古代ローマ時代からさまざまな時代のものまで
数多くの遺跡を残すロマンあふれる場所。



一見、こんな朽ちたような歴史的建造物が旧市街そこらに残っており、
まるでタイムスリップして冒険してるような気分になります。

一番の見どころは世界遺産エウフラシス聖堂だそうで、
規模は小さいけれどもビザンツ様式によるモザイク装飾された金ぴかの内部は
必見なのだそうです~

しかし、現在はリゾート地のポルチュ。
歴史ロマンを味わいながら海を眺めるのもいかも

ちなみにイストラ半島アドリア海沿岸部の都市はすべてリゾート地…。
このあとさらに南下し、オパティアという港町のホテルに宿泊。
ここは『クロアチアの貴婦人』と称される風光明媚な土地で、
オーストリアの統治下の頃からのリゾート地なのだそう。

ひとまず今宵はこの辺で
写真だけUPのつもりがやっぱりどうしても性分で観光案内までしたくなっちゃう…。
中欧にこれから旅立ちたい皆さまに少しでもご参考になりますように

ゆくゆくは近・現代史の歴史背景まで紐解くことにもなり兼ねない…
またまた文字多し&ゆっくりUPの旅行記になりそうですが、
どうぞ最終回までお付き合いくださいませ~

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