@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

Paris1週間@jeudi apres-midi

2007-03-24 16:37:28 | 旅/France&近隣都市
Jeudi(木曜日)続いて、apres-midi(午後)

ホテルへ戻り、実家へ紅茶やショコラなどを詰めた小包の準備をして
近所のLa Poste(郵便局)へ出しに。
ここで旅のひとわざ情報
滞在中に増えてしまった荷物やお土産、
また私のようにすぐに家族に会えないときなど
La PosteのColissimo(コリッシモ)というサービス小包はとってもお役立ち
こちらあらかじめLa Posteの窓口で指定の箱を買い求め、
中身を詰めて再度窓口に出すだけ!
ボックスに郵送料込みなので、通常の小包み料金よりもお安いのです。
サイズはL(6Kg)€30、XL(7kg)€34の2サイズあり、
窓口で「Un ColissimoInternational s'il vous plait」と言えば、
サイズを聞かれ、箱と伝票をくれ、料金を払えばいいだけ。
いずれも航空便なので、1週間~10日間で届くので便利です
La Posteは街のあちこちにあるし、窓口の方はみんな親切。
(ごくたまに感じ悪い女性もいますが、順番に呼ばれるのでこれは運…)

ひと仕事終え、次は自分のお買い物に急いでSt-Sulpice界隈へ出掛ける。
そう、実はまだ目的のパティスリーも行ってなかったしね(え?充分?)
到着してからいつも行く頃には閉店してたり長蛇の列だったりで
なかなか入れなかった「Pierre Herme」(ピエールエルメ)
この日はラッキー!外まで列がない!
小走りしてお店に入ると、すぐ後から続々とすごい人…。
やっぱりいつでも人気だわ~、だってやっぱり美味しいし、美しいもの

ガトー1つとマカロン6個買って…、
Villeroy&Bochでデミタス買って…、
「Poilane」(ポワラーヌ)でカンパーニュ買って…、
他にも急いでパパパーっと買い物を済ませ、急いで戻り…、

ではいただきます



Tarte Ispahan(タルト・イスパハン)
エルメと言えば「イスパハン」
(フランボワーズとライチとバラのクリームをバラのマカロンでサンド)
そのタルト版ですね
どの角度から見ても本当に綺麗。
ホテルのロビーでひとり撮影会に白熱しておりましたが、
どうもうまく撮れずその美しさがイマイチでごめんなさい、エルメさん
お味はいうまでなく美味。お口の中はバラの香り~。
しっかり焼かれた固めのパートシュクレ、
クレームダマンドには何か繊維質のものが潜んでたわ…なんだろう?
あまりに急いで半分を3口ほどで食べたものだから忘れちゃった
フランボとライチの下にはちゃんとコンフィチュールがひかれ、私好み
それにしてもライチの角切りって結構難しいよね…。



そしてこちら巨匠の絶品マカロン。
そしてのちに私の非常食となりました…。

・Rose(たぶん…)
・MUTINE(chocolat au lait & noix de coco)
・Huile d 'Olive & Vannile
・Caramel a la Fleur de Sel
・AZUR(chocolat & yuzu)
・MOSAIC(pistache & griottine)
どれもこれも超おいしーーーーい

そこで思ったのが、空港で立て続けにエルメとラデュレのマカロンを食べ、
結果的に食べ比べ状態になったのですが、
私の中でマカロンナンバー1はエルメとなりました
以前「美味しいなぁ~」となにも考えずにもしゃもしゃいただいておりましたが、
それぞれ食感、クリームなどに大きな違いが。

エルメ:マカロンはフワっと柔らかく口どけよい。ガルニはたっぷり。
クレームオブールが多く、意表をつく組合せ。
ラデュレ:コーテがしっかり、カシャっと壊れやや甘め。ガルニは王道。

とはいえ、Parisに行けばラデュレも食べずにはいられないので
どちらもオススメ…しいて言うなら、
優雅に紅茶をいだきながらラデュレを。
エルメはそのもの自体のお味が繊細なので、お水とどうぞ。

あー、それにしてもやっぱりマカロンって美味しい。
一時マカロン作りに凝っていた時期がありましたが、
エルメのような優しい食感の美味しいマカロンを目指して
日本帰ったら、また研究しなくては!!

さて、時はすでに21時前。
今晩だけは最後の晩餐なので、ご近所やデリ以外でdiner
グルメなパリジャンたちに大人気、コスパ最高というビストロ、
これまた6eme、ボンマルシェ近くの「L'Epi Dupin」(レピ・デュパン)へ。
人気店らしいので予約なしでは難しいのだそう。
私は2日前に電話したらOKでした。
席数は結構あるし、食事時間は19時と21時で2交代制なんですって。
19時希望の場合はもっと早めが良いかもしれません。

お食事はプリフィクスで前菜+メイン+デセールで€32。
そのチョイスも驚くほどの品数があり、カルトを見つめるも
ひとつに絞るのはなかなか難しい…

ここの店内、狭くはないんだろうけどあまりの人気なのか、
席数を増やすためかところ狭しとテーブルが並べられ、
お隣ともテーブルはくっついたまま…下手をすれば肘が当たっちゃいそう!

そんな私たち隣のテーブルに着席されたカップル、
向かい合わせになった女性のお顔を拝見し、飛び上がる!!

なんと中・高の親友のお姉さまだったのです。
彼女は数年前から外務省のお仕事でParis駐在。
昨年、上院にお勤めのフランス人の方とご結婚されたばかり。
そんなご夫妻で夕食にいらしたところにたまたま出会うなんて

ちなみに彼女も同じ中高卒業生なので先輩でもあるのです
昔はよく拝見していたのに何年ぶりかの再会に
嬉しくって嬉しくって涙目…(だって美人で頭も良くて仏語もペラペラ!まさに憧れの女性)

「Yちゃんのお姉さん!」
「まぁぁ~!あぁびっくり!amonさんじゃないの!」

そして当然ながらお互いの配偶者は初お目見えでしたから、
自己紹介して、4人でディナーを囲むことに。
ご主人からワインをご馳走になって、お姉さんのお仕事やパリ暮らしのお話を
聞いたりと、あまり食事のことは覚えていませんが一応写真だけ



前菜:ツブ貝のサラダ、ガレット仕立て(下のサクサクガレットが香ばしい!)
   フルーツのビネグレットで。



前菜:ラパン(ウサギ)の春巻き、ビーツ添え(さっぱりしてて美味しい!)
   たぶんジェノベーゼのビネグレット。



メイン:ドラード(タイ)のポワレ、オマールかラングスティンのソース



メイン:アニョーなんだけどたしかヒレ…あとは思い出せない



デセール:フレーズフレ(フレッシュ苺)とバルサミコのマリネ
      グラスヴァニーユ(バニラアイス)とパリパリ。



デセール:うーん、たしかフラマージュブランとなんかのミルフォイユ。
      ジャンジャンブルのソルベ(生姜シャーベット)

どれも確かに美味しかった~
その中でもお隣のご主人がチョイスされた
クール・ド・カナール(鴨の心臓)が一番美味しかったわ…(一口いただいた)
ね!これで€32だったらですよねっ。
ボリュームもあり、カジュアルな雰囲気で、お客さんとの会話で覚えたという
日本語メニューが話せる気さくなギャルソンもいてかなりオススメ

私たちも偶然の再会の中、楽しいParis最後の夜を過ごし、
6emeにお住まいというご夫妻に、車でホテルまで送ってもらい、
「またParisにいらした際はいつでも連絡してね!」と
美しい笑顔で微笑むお姉さんに見とれながら、お別れするのでした

明日はいよいよこの麗しきParisを去る日…。
あらら?話題ばっかり出るもののまだ登場していないパティスリーが
1軒残っていますねー、そう!そちらは最終日にとっておきました

ようやくParis日記も完結間近…
どうぞ最後までお付き合いくださいませ~

プチParis情報
【Pierre Herme】
add:72,rue Bonaparte 75006 PARIS
Tel:01 43 54 47 77

【Poilane】
add:8,rue du Cherche Midi 75006 PARIS
Tel:01 45 48 42 59

【L'Epi Dupin】
add:11,rue Dupin 75006 PARIS
Tel:01 42 22 64 56

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