@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

Paris1週間@jeudi matin

2007-03-24 13:19:21 | 旅/France&近隣都市


あっという間にJeudi(木曜日)!
ここでの1週間は本当に一瞬のよう。
山手線内側の広さしかないというParis市内だけれども、
20区全てを歩きまわるのは1年あっても足りないんじゃないでしょうか?

それだけお店もミュゼも多いし、
カフェなんて約6000軒もあるといわれるほど
たった1週間というのに、幸運にも舞い込んだParis行きに
はじめものすごく欲張って計画を立てていた私は途中からだんだん意気消沈。
だって、当然そんなハードスケジュールこなせるはずがないんですものね。
せっかくのステイ、うまくいかないからと言ってイライラするものよくない

明日はついに帰る日。
せめて今日こそは早起きして、まだまだ冷たい朝の空気に白い息を吐きながら
お気に入りのカルティエ(区)をのんびりお散歩することに。

プティデジュネは…、
ご近所の有名パン屋、一番好きな「Maison Kayser」(メゾンカイザー)で、
クロワッサン・オ・ブール&パン・オ・ショコラを買いホテルで。



大好きな散歩道は、ホテルがあるカルティエラタンからシテ島→マレを
ぐるっと周って、サンポール→サン・ルイ島から帰ってくるコース。
まずはブキニスト(古本市)が並ぶセーヌ川沿いを歩き、
美しいノートルダムを眺める。



Pont d'Alcole(アルコル橋)を渡り、ノートルダムの脇プロムナードへ。



ここは川沿いが小さな公園、奥(大聖堂の真裏)は菩提樹がたくさん並ぶ公園に
なっており、地元の方々の憩いの場に。
今朝はこんなかわいらしい幼稚園の子供達に出会いました。



大聖堂の後ろ姿。



再びPont d'Alcoleを渡り…、



それでも朝焼けの美しい景色に見とれてなかなか動けないのでした。



橋を渡ると、一気に人の波が押し寄せ、車道はものすごい大渋滞!
Parisの通勤時間帯の渋滞は有名ですが、いつ見てもすごい…。
大勢の人が交錯する横断歩道を渡るとHotel de Ville(パリ市庁舎)



市庁舎の前はいつも何かイベントが行われているようですが、
この日もなにやら白いテントがいっぱい!
その前にはこれぞParis!移動カルーセル、こちら特に豪華です

そのまま迷路のようなマレの中へすい込まれブラブラ。
ここはお洒落なカフェ、セレクトショップ、ビストロ、雑貨、アクセサリー
なんでもあってひとつひとつゆっくり見たいけど時間がいくらあっても足りない!
そうそう、これだけは忘れずに
やっぱり大好きな「Mariage Freres」(マリアージュ・フレール)本店へは行かないとね
そして賑やかなrue Vieille du Templeを通り…、
そういえば途中にある袋小路rue du Tresorのカフェのテラスが
気持ちよかったなぁーと思い出しながら歩く。(たぶんcafe Tresorという名…)

そしてrue des Rosiersを右に曲がると、
一変して雰囲気が変わり、ここはユダヤ人街になる。
もちろん目的はParisで一番美味しいファラフェルを



この通りには何軒かファラフェル屋さんが並んでいるのですが、
以前はいつもその一番美味しいという確か「Chez Marianne」というお店で
食べていました…が、またまたついていない!お休み!
…ってここお休みなんてあったっけ?

ですが、その先にあるもう1軒のファラフェル屋さん。
実は本当はここが一番なのでは?と風のウワサを聞くも試したことがなかったので、
今日はいい機会、初めてマリアンヌ以外のファラフェルを食す

揚げたてのファラフェルがたっぷり!
あら?ここのはほのかにグリーン色…。
ファラフェルとは、中東で食されるヒヨコ豆をすり潰し揚げたコロッケのようなもの。
地方によってはヒヨコ豆とソラ豆を使うところもあるようですが、
どうやらここはミックスタイプなのね。

もちもちのピタパンにフムス(ヒヨコ豆ペースト)をぬり、
揚げたナスや千切りのレタス・紫キャベツ・キュウリ・トマトとお野菜たっぷり、
最後にセサミソースをかけてもらって…うーーん、美味じゃぁー
どっちが一番って…どっちも似たようなものですが、
久しぶりに食べたせいか、この日のファラフェルは絶品でした

さらに北上、たくさんのショップが並ぶrue des Francs Bourgeoisを歩き、
Parisで最も気品高い広場といわれるPl.des Vosges(ヴォージュ広場)へ。



この広場のまわりには王の館・王妃の館を含む36のパヴィヨンに囲まれ、
アーケードとなっている1階には画廊・骨董商・カフェ・ビストロ、
そしてmercredi日記にちょこっと出た3つ星レストラン「L'Ambroisie」
(ランブロワジー)があるのです…奥まった一角、重厚な趣でたたずむその扉を見て、
「あー、やっぱりランブロワジーにも来たかった!」と思うのでした

このほかにもマレには16~18世紀の建物が歴史的建造物として
保存された建物がたくさん!
店内は普通のお店だったりするのに、そこは中世貴族の館だったかもしれない…
この街を散策しているとそんな気分に浸れる辺りも好きだったりするのです

そんななんでもないように広場近くにたたずむこちらの建物は1850年のもの。



美しい内外装ももちろん、こちらはPairsイチ美味しいクロワッサンのお店と
いわれる「Au Levain du Marais」(オ・ルヴァン・デュ・マレ)
店名は「マレの天然酵母」っていう意味、面白い名前だけど
確か店主のブーランジェはまだ若い方だったような…。
以前、ここのバゲットを食べたときは衝撃でした。
クロワッサンも美味しいけど、バゲットも
晴れた暖かい日にはここでパンを買って、ヴォージュ広場でまったりなんて最高

私たちはそのままアンティークショップが立ち並ぶrue St-Paulをそぞろ歩き、
Pont Marie(マリー橋)を渡って、サン・ルイ島へ。
気がつけば2時間ほど歩いてたかも?…ちょっと喉も渇いたので休憩を



橋を渡ってすぐにあるPom' Cannelle(ポン・カネル)
ここはタルトやこの島で有名な「Berthillon」(ベルティヨン)のアイスが
カフェでいただけることで有名。
ちょうどお昼時、飲み物だけのつもりだったのでマダムに伺ったら、
「全然かまわないわーどうぞどうぞ」と、とても優しい



…と言いながら結局おやつを食べてしまう!
ガトーフロマージュにはたっぷりフランボワーズのソース。
クレープにはこれまたほろ苦い濃厚ショコラソースがたっぷり。
実はこの後、さらにシャンティーをつけてもらったワタクシでした

どちらも見た目は素朴だけど美味しい~
周りには意外と観光客が少なく、近隣に勤める人々のよう。
常連さんのような雰囲気でランチを食べていらっしゃいましたが、
そのランチもすごいボリューム&美味しそう~。

そして最初、おやつを我慢しようと思っていたのはこちらのため



やっぱりここのアイスは避けて通れない!!
「Berthillon」に寄って、ノワゼットオランジュと
フランボワーズソルベのダブルを買って、
アイス片手にrue St-Louis en l'lleのお土産屋さんをのぞきながら歩く。



そして、たくさんあるParisの橋の中でも一番好きなPont St- Louis(サンルイ橋)
で、まったり川や道行く人を眺める。
橋の向こうは滞在しているカルティエラタン。
パンテオンが薄墨のように浮かび、情緒あふれるこの景色が大好き

Jeudi apres-midi編へつづく…。

Jeudi日記、思った以上にすごい長文になってしまったので、
matin(午前)、apres-midi(午後)と分けてUPさせていただきます

プチParis情報
【Maison Kayser】
add:8,rue Monge 75005 PARIS
Tel:01 44 07 01 42

【Mariage Freres】
add:30,rue Bourg-Tibourg 75004 PARIS
Tel:01 42 72 65 80

【Chez Marianne】
add:2,rue des Hospitalieres St-Gervais 75004 PARIS
こちらはユダヤ料理レストランになっていて、
rue des Rosiersにファラフェルスタンドがある…はず。
今回は店名は忘れましたが、その並びにあるお店で。そっちもcheck

【L'Ambroisie】
add:9,Pl.des Vosges 75004 PARIS
Tel:01 42 78 51 45

【Au Levain du Marais】
add:32,rue de Turenne 75003 PARIS

【Pom' Cannelle】
add:27,rue des Deux Ponts 75004 PARIS

【Berthillon】
add:31,rue St-Louis en l'lle 75004 PARIS
Tel:01 43 54 31 61
ちなみにサン・ルイ島ではあちこちで販売されているので、
ここが行列だったらほかのお店もcheck!

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