今回バスクを訪れた最大の目的。三ツ星レストラン「Martin Berasategui」。
スペインには5軒のミシュラン三ツ星レストランがありますが、
その一つがあの予約が世界一取りづらくて有名な「エル・ブジ」。
そのエルブジ氏と並んでスペインガストロノミーの中枢的存在と言われる
マルティン・ベラサテギ氏がオーナーシェフを務めるレストランのディナーへ。
ここは2001年末に三ツ星になったそうで、
サン・セバスチャンの街からタクシーで20分ほど離れた閑静な住宅街にありました。
広い邸宅にグリーンを基調としたダイニング。
60席あるそうだけど、私達の席は暖炉の目の前で、
テーブルの間隔にかなり余裕があり、周りのお客がほとんど視界に入らないので
まさに邸宅に招かれたような気分に…。
アペリティフにカヴァ、アミューズブッシュにクリームクロケット。
カルトをゆっくり眺めますが、マルティン氏の料理は繊細で独創的な小皿感覚で
いただくのがよろしいそうなので、最初から決めておりました。
いわゆる本日のコースということで《THE GREAT DEGUSTATION MENU》を。
カルトを閉じ、しばらくすると大きいカルトに変わり、
オーダーしたMENUの小さなカルトを持ってきてくれました。
さすが三ツ星、余念ない演出です。
ワインはソムリエのオススメ、魚介が多いのでガリシアの白をチョイス。
それでは、今まさに注目されているマルティン氏の芸術の世界へご一緒に!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e1/7400b4d7b05f4c44a39b1a1fba9b8f05.jpg)
これが本日いただくMENUのカルト。
ここに書かれてある全てが出されるというのでドキドキ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/58/c87a948e57c51b0f879c840f9a8772ef.jpg)
ビーツのクリームスープ…中に貝のむき身が入っていました。
うなぎとフォワグラのミルフォイユ…表面には青りんごのキャラメリゼが!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5d/b1292325c4bbec40a10176d343ad23c8.jpg)
生牡蠣…棒状にカットしたりんごの上に牡蠣が乗せてあり、
下にフェンネルのジュレ、レモングラス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/9a/f0a11252423368e8f45d0ec6859a4ad4.jpg)
いんげんのスープ…ガーリッククルトンを刺したフォワグラ、トリュフのジュレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/80/a1b8ababc960a5e42e6f07ca20bab736.jpg)
ウニのスープ…カプチーノ仕立て、中に生うに、もやし。
二層になっているスープはカレー、シナモン、コーヒー風味!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8a/7a01c520921ebb349a793f906896d48d.jpg)
イカのスープ…イカの身のラビオリ・中はイカ墨とワタ、米のクルトン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/19/49f2231f620223848d00592938e70bc2.jpg)
シーフードサラダ…ドレッシングではなくジュレでいただくのですね~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e9/8871aa99f61a395287baef95de9d34d3.jpg)
スズキのソテー…キュウリのジュレ、セロリと米のソース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2f/a7d19d731451444647850e450595fb03.jpg)
ピジョン(鳩)のソテー…フォワグラとカリカリチーズ、チェリー添え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/95/27f43c7770c4b924bba5e4f18771a2be.jpg)
デセール1…レモンソルベ、青りんご、チャコリのジュレ、ブラッディーオレンジ。
上のパリパリは蜂蜜風味でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e2/af05de7b396f71c8a2ddb66fe1ba311e.jpg)
デセール2…アーモンドのアイス、フリュイセックのスープ、フリュイセック、ボンボン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/2b/d24f2849b424cf7ea7fbc550c1fd1c0a.jpg)
カフェ&小菓子…ショコラ、シナモンミルク、フリュイルージュのスープ、
レモンメレンゲ、フィナンシェ。
以上、お腹いっぱいなのは言わずもがな…
そして組み合わせの不可思議に衝撃を受け言葉が出ないのも…。
これがスペイン最先端のヌーベルキュイジーヌの姿なんだ~と感嘆するばかり。
ガツンとくるトラディショナルと違い、またその技を見に何度でも行きたくなる感じ。
いつの間にか邸宅は満席になっており、最後のテーブルのメインがサービスされた後、
マルティン氏本人が厨房から出てこられて一つ一つテーブルを回りお話を。
私達のテーブルにもいらっしゃって、どうでしたか?とお尋ねに。
「トドムイビエン!トレビアンでしたわ!」
氏は満面の笑みで流暢なフランス語で話してくださり、写真を一緒にとお願いすると、
「もちろん!あっちで撮りましょう」とエントランスのサンセバスチャン画の前で
腕を組んで記念写真を撮りました。
最後に握手した、幾つものレストランやカフェをプロデュースしている敏腕シェフの手は、
厚みのある職人の手でやさしいぬくもりでした。
スペインには5軒のミシュラン三ツ星レストランがありますが、
その一つがあの予約が世界一取りづらくて有名な「エル・ブジ」。
そのエルブジ氏と並んでスペインガストロノミーの中枢的存在と言われる
マルティン・ベラサテギ氏がオーナーシェフを務めるレストランのディナーへ。
ここは2001年末に三ツ星になったそうで、
サン・セバスチャンの街からタクシーで20分ほど離れた閑静な住宅街にありました。
広い邸宅にグリーンを基調としたダイニング。
60席あるそうだけど、私達の席は暖炉の目の前で、
テーブルの間隔にかなり余裕があり、周りのお客がほとんど視界に入らないので
まさに邸宅に招かれたような気分に…。
アペリティフにカヴァ、アミューズブッシュにクリームクロケット。
カルトをゆっくり眺めますが、マルティン氏の料理は繊細で独創的な小皿感覚で
いただくのがよろしいそうなので、最初から決めておりました。
いわゆる本日のコースということで《THE GREAT DEGUSTATION MENU》を。
カルトを閉じ、しばらくすると大きいカルトに変わり、
オーダーしたMENUの小さなカルトを持ってきてくれました。
さすが三ツ星、余念ない演出です。
ワインはソムリエのオススメ、魚介が多いのでガリシアの白をチョイス。
それでは、今まさに注目されているマルティン氏の芸術の世界へご一緒に!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e1/7400b4d7b05f4c44a39b1a1fba9b8f05.jpg)
これが本日いただくMENUのカルト。
ここに書かれてある全てが出されるというのでドキドキ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/58/c87a948e57c51b0f879c840f9a8772ef.jpg)
ビーツのクリームスープ…中に貝のむき身が入っていました。
うなぎとフォワグラのミルフォイユ…表面には青りんごのキャラメリゼが!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5d/b1292325c4bbec40a10176d343ad23c8.jpg)
生牡蠣…棒状にカットしたりんごの上に牡蠣が乗せてあり、
下にフェンネルのジュレ、レモングラス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/9a/f0a11252423368e8f45d0ec6859a4ad4.jpg)
いんげんのスープ…ガーリッククルトンを刺したフォワグラ、トリュフのジュレ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/80/a1b8ababc960a5e42e6f07ca20bab736.jpg)
ウニのスープ…カプチーノ仕立て、中に生うに、もやし。
二層になっているスープはカレー、シナモン、コーヒー風味!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/8a/7a01c520921ebb349a793f906896d48d.jpg)
イカのスープ…イカの身のラビオリ・中はイカ墨とワタ、米のクルトン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/19/49f2231f620223848d00592938e70bc2.jpg)
シーフードサラダ…ドレッシングではなくジュレでいただくのですね~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/e9/8871aa99f61a395287baef95de9d34d3.jpg)
スズキのソテー…キュウリのジュレ、セロリと米のソース。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2f/a7d19d731451444647850e450595fb03.jpg)
ピジョン(鳩)のソテー…フォワグラとカリカリチーズ、チェリー添え。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/95/27f43c7770c4b924bba5e4f18771a2be.jpg)
デセール1…レモンソルベ、青りんご、チャコリのジュレ、ブラッディーオレンジ。
上のパリパリは蜂蜜風味でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e2/af05de7b396f71c8a2ddb66fe1ba311e.jpg)
デセール2…アーモンドのアイス、フリュイセックのスープ、フリュイセック、ボンボン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/2b/d24f2849b424cf7ea7fbc550c1fd1c0a.jpg)
カフェ&小菓子…ショコラ、シナモンミルク、フリュイルージュのスープ、
レモンメレンゲ、フィナンシェ。
以上、お腹いっぱいなのは言わずもがな…
そして組み合わせの不可思議に衝撃を受け言葉が出ないのも…。
これがスペイン最先端のヌーベルキュイジーヌの姿なんだ~と感嘆するばかり。
ガツンとくるトラディショナルと違い、またその技を見に何度でも行きたくなる感じ。
いつの間にか邸宅は満席になっており、最後のテーブルのメインがサービスされた後、
マルティン氏本人が厨房から出てこられて一つ一つテーブルを回りお話を。
私達のテーブルにもいらっしゃって、どうでしたか?とお尋ねに。
「トドムイビエン!トレビアンでしたわ!」
氏は満面の笑みで流暢なフランス語で話してくださり、写真を一緒にとお願いすると、
「もちろん!あっちで撮りましょう」とエントランスのサンセバスチャン画の前で
腕を組んで記念写真を撮りました。
最後に握手した、幾つものレストランやカフェをプロデュースしている敏腕シェフの手は、
厚みのある職人の手でやさしいぬくもりでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
食材の組み合わせも独創的だし、盛り付けもお美しい
BCNに戻って相変わらずドカン!とした料理を食べてはこの違いに笑いがこみ上げます…。