@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

バスク~ビルバオ

2006-02-08 01:46:28 | 旅/Spain
日曜早朝サン・セバスチャンからバスに乗って約1時間、バスクの首都ビルバオへ。
ヨーロッパでも屈指の工業地帯として発達してきたこの街はバスク地方の中でも
最も活気があり、強い経済力を持った豊かな街だそう。

まずは到着したバスターミナルから最近開発が進んでいると思われる最新トラムに
乗り、グッゲンハイム美術館へ。



ここはフランク・ゲーリーの設計の奇妙な金属製建築が見たくて外観のみ見学。



ビルバオ川沿いにそびえる建物を見ながらぐるっと1周お散歩。
朝早いので、地元のオジサマものんびりお散歩。
しかし、私の住んでることろでは見られない早朝のジョギング姿やウォーキング姿を
サン・セバスチャンでもビルバオでもたくさん見かけました。
全く所変われば意識も全く違うのですね~。
セニョーラたちのスウェット姿のウォーキングを見て少し日本を思い出しました。



ビルバオ川沿いの街並み。
川を挟み右側が旧市街、左が新市街。建物も全く雰囲気が違いました。



旧市街と新市街を結ぶ橋。こちらは新市街の街並みです。



旧市街にあったパン屋さん。
木製の棚に整然とパンが並び、セニョーラの衣装もなんだか可愛い。
ここで本場「ガトーバスク」を買いました。



あるバルの前で。
ワンちゃんのご主人はバルで1杯…全く出てくる気配はありませんが、
おりこうなワンちゃんは周りには一切気をとられず、窓越しにご主人を一心に見つめております。
それにしても入り口の「犬出入り禁止」マークと後姿、なんとも哀愁漂うわ…。

最後にまた入りきれないくらいギュウギュウのバルでピンチョスとチャコリを頂き、帰路へ…。
ビルバオ空港までは中心広場からバスで15分。近い!
約1時間の空の旅で、あっという間にバルセロナ到着。
夜行の辛さは一体…

バスクを食べ尽くす事ができたかどうかは?ですが、
日本ではバスクというとETAの活動などがしばしばニュースに取り上げられて
知られていますが、そんな憂慮はどこへやら!
街全体が美しく整備され、どこよりも平和で穏やかな雰囲気、
人々は何かにこだわって生きているようなそんな印象を受けた街でした。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (KODERAN)
2006-02-08 09:47:09
わんこの後姿、かわいい!!

わんこ禁止なんだ~



バスク、いってみたいな~
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Unknown (uenaoko)
2006-02-09 01:44:46
バスク、素敵!

昨日のブログのリストランテも素敵だね。



私は学生の頃に司馬遼太郎「街道をゆく」シリーズのバスク編を呼んだことがきっかけでスペイン語勉強したんだよ。(なんでバスク語じゃないの?という質問はしないで・・・)



バスクの文化ってとても興味深い。

(私の記憶が確かならば)世界中で日本語と唯一共通する文法体系なのは、バスク語らしいよ。

日本にキリスト教を伝えた、かのフランシスコ・ザビエル(シャビエール)も、バスク人。

不思議な繋がりじゃない?!



スペインにいた間に行けばよかったと後悔している場所のひとつ。いつか、行こーっと。
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Unknown (mizu)
2006-02-09 16:47:12
パン屋さんの棚にあるのは、もしかしてあのリング状の・・・ちょっと前には王冠が乗っかって売っていたやつ?
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遅くなりました。 (amon)
2006-02-14 07:17:02
>KODERANさん

かわいいでしょ~!思わずカメラを構えて何枚も激写してしまいました。

大体どこでも一緒に入れるのですが意外にBARはだめなようです。

しかしお利口さんです。



>naoちゃん

naoちゃんらしいコメントありがとう!

そうそうシャビエール♪そうなんだよね。

街も人もなんとなく日本と通じるような雰囲気があり

きっと何か繋がってるんじゃないかと。

…そんなロマンも掻き立てられるよう場所でした。

ぜひ世界史通のご主人さまとご一緒に!



>mizuさん

そう!そうなの~。まだまだあったわ。

アレって通常のお菓子パンなのかな?

こっちではもうあまり見ないんだけど…。笑。
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