アメリカ海軍の特殊部隊シールズ(SEALS)の全面協力で作られた軍事アクション。
中米のコスタリカで、CIAのエージェントが誘拐された。救出作戦に向かったシールズの隊員たちは、アメリカへのテロ計画を察知して、アフリカ、太平洋、そしてメキシコのアメリカ国境へと向かう。。。
アメリカ軍が全面協力して、実弾もバンバン使っているみたいで迫力は半端ないです。カメラや双眼鏡のレンズには、光を反射しないようにストッキングのようなものを被せていたりと細かいところまでリアルを追求して、高高度落下ではカメラも一緒に飛び降りて撮影しているけど、普通のカメラマンではたぶん無理だろうから、きっとシールズ隊員が代わりに撮影したのかな?
唸らされたのは、河岸の桟橋にいる敵の見張りを射殺するところ。隊員が一人、水面下で見張りの後方に回り、水面から手先だけ出して仲間が狙撃、見張りが水面に倒れていくところを音がしないように受け止めるところ。そこまでやるか、とびっくりしました。シーホークかな、ヘリで高速艇を吊り下げて持ってきて、河に降ろすと隊員が一斉に準備してあった銃器や防具を設置して、あっという間に武装ボートの出来上がり、無人偵察機を飛ばして作戦本部から正確な情報を得ながら、救出作戦を遂行します。
この圧倒的な装備と機動力を見せつけられたら、敵うものはいないと思いますが、完全武装しているとはいえシールズ隊員も人間なわけで、出動したら犠牲は当たり前。最後には仲間を守るために大尉が手榴弾の上に自ら体を投げ出します。イラクやアフガニスタンから撤退しても、世界中にアメリカの戦場はあり、シールズ隊員は日夜駆り出されるのでしょう。
公式サイトはこちら。
6/12 日比谷東商ホール
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