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『連雀之大事』(国立歴史民俗博物館編『中世商人の世界』、1998)

2021年05月06日 | repostシリーズ
連雀(中世的行)商人宿町の市(町)立て作法書とされる『連雀之大事』(元和7年)を見ていて、ふとその記述方法やその背後に見られる多分に修験者特有の呪術宗教的というか易学的というかその類いの思考法にはどうにも手に負えない本荘重政『自白法鑑』理解をする場合のヒントが隠されているような、いないような、そんな思いが漠然とではあるが、ふとわたしの脳裏に去来。
支離滅裂


『連雀之大事』(国立歴史民俗博物館編『中世商人の世界』、1998)自体は『自白法鑑』研究とは無関係に、必要に迫られ読解中(正確に言えば単に字面を追うだけ)だ。思考法は修験道系のモノだが『自白法鑑』に負けず劣らず説明は呪文そのものというか、万事こじつけ気味で、前論理的だ♪───O(≧∇≦)O────♪
熊沢蕃山の著書の中にも難儀なモノがある。『増訂蕃山全集』の第4巻がそうだ(監修者の宮崎道生もお手上げ状態 )。安藤昌益の著書の中にもけったいな内容のものがあった。そういえば尾道市のある寺にも、私にとってはなんとなく個性的で不思議な墓石があった(^-^)/、ちょっと違っていたか?

江崎玲於奈氏曰く「何をやるかでなく、何をやらないのかを見極めるのが大事だ。やらなくていいことはやるな」。そういう意味では『連雀之大事』などは、その取り組む必要のない対象なのかも・・・。

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