~ メガネはいらない島~
★ フランスの新進ギタリスト青年の名前でしょうか、アントシアニン 松井多絵子
「まさか!」と思う。89歳でも老眼鏡なしで新聞が読めるなんて。しかも株価の数字まではっきり見える、車の運転もOK、沖縄県民のメガネ使用率は全国で最も低い。なぜか?は沖縄の食材が原因らしい。米の代わりに食べる「紅いも」に含まれているアントシアニンのおかげなのだ。その含有率はブルーベリーの4倍以上とは。広告から私の眼が離れない。
沖縄には台風が頻繁に押し寄せる。麦や粟の干ばつで飢饉に襲われることが多かった。3000人以上の死者がでたこともあったらしい。琉球王国の時代、中国に出かける進貢船に乗った役人が芋を持ち帰った。発覚すれば死罪である。この役人は鉢植えにして芋を持ち帰り、庭に植え芋の栽培を広めた。芋の葉や蔓は家畜の餌に使えるので農民は豚を飼うようになった。カルシウムたっぷりの豚肉は沖縄の長寿食として知られている。命がけで紅イモを持ち帰った役人がいたからこそ、ですね。今の議員たちにこんな人がいるかしら。
パソコンをはじめてから私は眼を大切にするようになった。ビタミン剤を欠かさず飲む。でも薬は副作用がコワイ。毎朝食べる脂肪0、無糖のヨーグルトにブルーベリーを入れる。ジャムは糖を取りすぎるから冷凍のブルーベリーを入れる。夜、翌朝の分を冷凍庫から冷蔵庫に移す。約20粒を。
これをヨーグルトに入れ、かき回すと簡単に潰れる。でも紅いもの方が4倍もアントシアニンを含んでいるのなら、紅いもをレンジで柔らかくしてヨーグルトに入れて食べるのもいい。便秘にも効くのではないか。しかし紅いもは八百屋さんにもスーパーでも売られていない。
沖縄の皆さま 紅イモを干し芋にして、沖縄土産に、輸出にいかがですか。パソコンの普及で眼を大切にする人が多くなってますから。「紅イモチップ」は砂糖がまぶしてあり甘すぎので、無添加・紅いもチップを私は待っています。 11月20日 松井多絵子