えくぼ

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パジャマ派は7割か

2014-11-10 09:08:33 | 歌う

            ・・・ パジャマ派は7割か ・・・

✿ 幼日のわれに会えるか新しきパジャマの野道に春の花ばな   松井多絵子

 快適な睡眠の大切なアイテムのひとつのパジャマ、それを着るひとが少し減っているらしい。パジャマに着替えると1日が終わった感じがする、脱ぐと1日が始まる。睡眠が専門の江戸川大学の ♠ 福田一彦教授は 「日本人の場合、年齢が高いほどパジャマを愛用する傾向があるが、年齢が比較的高いと思われる調査でもパジャマ派は7割強、パジャマ離れか」

 ある調査によると 寝るときはパジャマが74%である。残りの26%の人たちは何を着て寝るのか。①Tシャツに短パン ②スエット上下 が圧倒的に多い。理由は解放感がある格好で寝たい、パジャマでは外を出歩くことができない。着替えるのが面倒だ、お金をかけたくない、など。♠ 素早く非難できない という理由に私は注目する。

 真冬にパジャマ1枚で寝るのは気持ちがいい。しかし大地震が発生したら着替えるのに時間がかかる。5分、いや寝ぼけていたら10分もかかるかもしれない。1分の差で生死が分かれることだってあるのだ。パジャマ1枚で避難しても真冬の寒冷地では凍死するかもしれない。私たち日本人は火山の間で暮らしているのだ。しかも海に囲まれ地震が起きれば津波が迫る。スエット上下で寝るのは合理的だ。枕もとにダウンコート、厚手の靴下、さらにヘルメットを備えて寝たら、むしろ安心してぐっすり眠れるかもしれない。昨日、駅前の衣料店で 「ふわモコ」のばら色のホームウエア―が1300円で売られていた。暖かそうだった。でも買わなくてよかった。スエットを買ったほうがいい。いざという時に備えて真冬はスエットを着て寝ようかしら。どんな夢をみるかしら。   11月10日

    地球儀を見下ろし怖くなってきた日本列島すべり落ちそう  松井多絵子