えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

女の川柳

2014-01-17 15:01:16 | 歌う

        「おんなの川柳」

 新聞の川柳投稿入選はほとんど男である。今日の<朝日川柳>も男、男、男、しかし7人のなかに1人だけ女の作品があった。

✿マスクする風邪のふりしてノーメイク  (岐阜県) 三輪真理

 日暮麦人選者のコメントは 「そうだったのか」

※私も「そうだったのか」と思う。私だけではないのだ。風邪でもないのにマスクをして外出する。
のは。マスクは顔の半分を覆い冷気をへだてる。その上化粧をせず、素顔のままで気軽に外出できる。道ですれ違う女の多くがマスクをしているが、マスクの子供たちは少ない。女にとって化粧は一仕事である。すこしでも自分をキレイに見せなければならない。しかもメーク次第で顔が様変わりするのだ。自分の顔をキレイ描けることができる女は優れたアーティストだ。男にはわからない女のこの「お仕事」。

★自らが再生可能エネルギー (千葉県) 姫野康之 

 選者のコメントは 都知事選。細川氏76歳、軍師小泉72歳。

 ※作者は男である。私が利用している区立図書館の新聞コーナーはつねに男のたまり場だ。男の話題は政治や経済が多いのではないか。政治の派閥云々に疎い私には川柳は苦手だ。まして人苦笑させる川柳を作るのはむずかしい。今朝の新聞広告に黒柳徹子のまるで23歳のような写真。川柳どころじゃない。春になったらマスクを外さなければならない。「メーク」という仕事を徹子を見本にしながら続けなければ、老女は楽しく生きてゆけない。

      火のような早咲き椿に背をむける   1月17日 松井多絵子