えくぼ

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現代学生百人一首

2014-01-16 14:53:04 | 歌う

           「現代学生百人一首」

 朝刊の天声人語は「青春とは反抗の季節か」からはじまる。恒例の「現代百人一首」は第27回となり、今回は5万6千首余り、昨日の「宮中歌会始」の応募は2万余りだった。短歌は老人の趣味のように思われがちだが、学生たちに人気があるとはうれしい。

★ あれもだめこれもだめだと言われてるルールの外へ飛び出したいの (福岡市) 永田好

※永田さんは中学3年、反抗期の作者の熱気がストレートに伝わってきますね。

★ゆずろうか腰を浮かしてまた座るあのひとならまだ準お年寄り (神奈川県) 宮崎由衣

※宮崎さんは高1、これからは、席を譲ってもらえないとき、私は準お年寄りか、私は若くみえるのだと思うことにしょう。宮崎さん、川柳もなさったらいかがですか。

★頑張ってと言った友はあっさりとあっという間に恋敵なり (中3) 堀紗矢香

※この1首の後は 「負けるな」 で終わる。 「負けるな」は堀紗矢香さんへの「天声人語サマ」の応援だ。わたしも応援しますよ。中3だから、もっといい彼が現れるかもしれない。昨日のテレビの宮中歌会でも16歳や20歳の歌があった。口語短歌が多かったがお行儀がよく作者と私の間にはかなりの距離。「学生百人一首」は作者がわたしの傍らに座り話しかけてくれる。

 天声人語さま 貴重な情報をありがとうございます。 1月16日 松井多絵子