時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス 緊急事態宣言解除

2020-05-15 13:51:04 | 事件

長く続いたコロナ禍も終息に向かっている。効き目があった施策については外出自粛に効果があったという声が多い。しかし海外の罰則を伴う外出禁止に比べて緩かったという声もある。外出自粛の効果、その根拠を示さなければコロナ禍は終わらない。
ウイルスは海外からの入って来るのだから入国制限が必要だと言われていたが、政府は、習近平国家主席の来日、東京オリンピック開催を考慮して入国制限を遅らせたのではないかと不満も多い。さらに政府のダイヤモンドプリンセス号クラスターにおける対応のモタモタぶり、さらに感染が不安になってもPCR検査は体温37.5度が4日以上続かなければ出来ない。この不満が残るウイルス対策が人々の心理を不安にさせた。それは国際比較調査で世界の中で日本の指導者が最下位だったことで示されている。その結果、国の言っている事だけに従っていては、ウイルス感染は防げないと悟った。ウイルス感染防止に一番重要なのは、すべての人が危機感を持つことなのだが、この不満が残る後出し政策が人々に自分の身は自分で守らなければならないと自覚することになった。それでもウイルスは年寄りが感染しやすいと考えている若者も初めはいたが、京産大クラスターなど若者が感染源になる症例も出てきた。誰もが感染する、感染させる可能性があることが多くの人が認識した。
身近な人が感染すると人は危機感を高めるが、知っている人が感染しても気にかかる。その中で有名人の感染死は人々に衝撃を与え、この新型コロナウイルスの怖さを再認識させた。さらに感染した人たちに対する誹謗中傷は、我が身に置き換えて不安を感じることになった。日本人の陰湿ないじめ体質は誰もが知っている。我が身、家族を守るためには過剰なまでの防衛対策を人々は施した。これがコロナ禍が落ち着いてきた大きな要因だと思う。緊急事態宣言が解除されても、コロナ禍前のような日常生活に直ぐには戻らないだろう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新型コロナウイルス 岡山県 | トップ | 新型コロナウイルス 見える... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

事件」カテゴリの最新記事