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少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス 感染経路

2021-05-27 15:32:35 | 事件
コロナ渦は続き情報は溢れているが結果のデータだけで判らないことが多すぎる。ネットで興味があるデータを見つけた。
『日本初のコロナ陽性者実態調査「どこで感染したと思いますか?」
5/12(水) 11:01配信 JBpress  (髙橋 義明:明海大学経済学部教授)
 海外と違って日本では、政府外の研究者は政府・自治体保有のデータに簡単にアクセスできない。そこで中曽根平和研究所では3月中旬に一般国民向けの意識調査(有効回答数6122人)とともに第3波までに新型コロナ陽性になった人(既陽性者)に対する実態調査を行った(全国30万人から感染の有無でスクリーニングした有効回答数1599人)。医療機関や介護施設におけるクラスターで感染した高齢者は回答者の中にほとんど含まれなかったが、それらの回答者を除いた場合、回答者の分布は都道府県別感染者数、月別感染者数と大差ないことから、陽性者の代表性を一定程度確保できたと考えられる。
■ 通勤・通学での感染を疑う既陽性者たち
自分が感染したと思っている感染経路と関係していることが伺われる。調査では第3波での既陽性回答者のうち、7.5%の無回答を除くと飲食・会食は20.1%にとどまる。「全く心当たりがない。外出もせず、勤務先でも陽性患者が他におらず、友人たちでも症状がなく、どこで感染したか全くわからない。」「感染機会は思い当たらなかった。ほかの持病の症状があり不安になっていたところにたまたま検温したら発熱があった。感染機会を振り返ったが思い当たらないし、私との濃厚接触者は全員陰性だった」といった感染経路不明が30.4%であった。一方、職場での感染が10.6%となっている。家族内感染も11.5%いるが、「夫の職場でクラスターが発生して」「同居している子供の職場で陽性者が出たため」「都内に働いている姉から」などと職場関連が散見される。「飲食店への出入りはなく、職場は全員マスクを着用していた。強いて言えば、通勤時の電車くらいしか思い当たらない」など「通勤」を指摘する者が8.2%に上った点である。都道府県別でも例えば、東京都において5.5%の無回答を除くと感染経路不明が33.1%と最も多く、飲食・会食とする者が22.2%、職場での感染が4.1%に対して、通勤を挙げる者が12.4%を占めている。埼玉・千葉・神奈川の陽性者では東京通勤者が28.3%を占めるとともに、飲食・会食の比率はさらに低い13.7%の一方、職場10.0%、通勤11.3%を占めた。 大阪府においても5.9%の無回答を除くと飲食・会食とする者が18.9%に対して、感染経路不明が23.0%、家庭内感染が16.4%、職場での感染が9.8%、通勤を挙げる者が8.2%を占めている。』(ポイントを抜粋)

◇この調査では医療機関や介護施設におけるクラスターで感染した高齢者は回答者の中にほとんど含まれていないので、感染者全体を表しているとは言えないが、課題として捉えることはできる。
既陽性者の人たちは発症前14日間に外食を全くしていない者が4割(45.3%)を超え、外食でも一人飲食が24.7%で、複数人数で外食をしたのは29.9%にとどまる。既陽性回答者のうち飲食・会食を疑っているのは20.1%でメインとは言い切れない。そうなると緊急事態宣言の飲食店への時短・休業要請だが、少しの効果はあるがこれで収束は難しそう。
9つの都道府県への緊急事態宣言が3間程度延長するようだが、職場での感染、通勤途中での感染、感染経路不明についての言及はない。
※つづく


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