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認知症を予防する ㊾ 四大認知症

2017-11-24 09:52:49 | 認知症

これを作った時は四大認知症と言っていましたが、今は、前頭側頭型認知症が除外され三大認知症になっています。

◇アルツハイマー型認知症
アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβやタウと呼ばれる特殊なたんぱく質が溜まり、神経細胞が壊れて死んでしまい減っていく為に、認知機能に障害が起こると考えられています。比較的ゆるやかに進行します。しかし症状としては、もの忘れから始まり、 新しく記憶することができなくなり、そして過去のことも忘れていきます。そして自分自身の意思を伝えることが少しずつできなくなっていきます。
他の主な症状としては、段取りが立てられない、気候に合った服が選べない、薬の管理ができないなどがあり女性に多いとされています。

◇脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血、動脈硬化などによって一部の神経細胞に栄養や酵素が行き渡らなくなり、神経細胞が死んだり神経のネットワークが壊れたりする。
記憶障害や言語障害などが現れやすく、アルツハイマー型と比べて早いうちから歩行障害も出やすい。脳血管が詰まったり、破れたりした時に突然発症します。そして新たに脳血管が詰まったり、破れたりすると、そのたび一段と症状が悪くなります。いわゆる段階状に進行します。
自発的な意欲が低下する。頻尿、尿失禁を起こす。歩くことが困難になる。嚥下障害を起こすなどがあり男性に多いとされています。若年性認知症の原因疾患としては最も多く、約40%を占めます。

◇レビー小体型認知症
大脳皮質の多数の神経細胞内に「レビー小体」というという特殊な変化が現れるもので、レビー小体型認知症と呼ばれています。パーキンソン病の場合はレビー小体が脳の下の方にある「脳幹」に出るのに対し、レビー小体型認知症の場合は、大脳皮質全体に出現します。
レビー小体という特殊なものができることで、神経細胞が死滅してしまう。
発病初期から動作が緩慢になり、活発な幻視、幻覚が出てきます。尿失禁もみられ、認知症の経過がやや早い傾向があり男性がやや多いとされています。

パーキンソン病は、1817年にこの病気を初めて報告したイギリス人のジェームス・パーキンソンという医師の名前から由来する病名です。この病気は、脳の中の神経に異常が怒ることで発病しますが、若い人には少なく、普通40~50歳以降に見られることが多いとされています。
症状は・手足がふるえる(振戦)・筋肉がこわばる(筋固縮)・動きが遅くなる(無動)・バランスがとりづらくなる(姿勢反射障害)などがあります。

※Webの認知症サイトでは前頭側頭型認知症は記載されないようになって来ています。
除外が正しいのか判断できないので、このシートでは四大認知症としています。

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