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寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

口語&文語

2022年09月30日 06時24分23秒 | 笑い

  おはようございます〜

朝夕がめっきり寒くなりました。

よく聞いた ひと雨ごとに秋になる  のは このことだと思います。

また、秋はくたびれる‥と言うそうです。これは どんな意味だろう  と調べてみ

ますが、出てきません。可笑しいなぁ 確か記憶にあるのは 秋になるとくたびれ

る  筈なんだがなぁ‥と思うのですが 私の記憶ほど曖昧なものはありません。

だから  秋になると…は何かの記憶違いかも知れません。

ところで この  草臥れる  くたびれるを漢字で書くとこうなるのです。

これは 昔の文語の字体のようですね。当て字 みたいなものですが、

平たくみますと くさ ひれる と読むことが出来ますね。

たぶん そこの読み方から なまって 草臥れる になったのでしょう。

もうひとつ、前にも紹介をしましたが、 六ヶ敷い      これは読めるでしょうか。

これも文語の頃の字体ですが、これで  むつかしい  と読ませます。

本来の文語では、むつかしい ではなく むつかし だったそうで、漢字に

すると六ヶ敷い、本来の難しい も  もちろん通用していましたが、

ちょっと皆の知らない漢字で書けば洒落ているとなったのでしょうか。

日本語には、文語文と口語文があります。いえ、ありました。

と  過去形になっているようで今はほぼ口語文ですね。

他に江戸時代までは主に武士社会べ使われていた候(そうろう)文もありました。

そして文語文は分かりにくい、口語文にしなさい。となったのが大正から

昭和の初めで戦後には無くなってしまいました。

ですから私らもうわさで聞いたくらいなのが 蝶々(ちょうちょう)ですね。

これを文語に直しますと    てふてふ (漢字は同じ) となるそうです。

これは分かちやすい説明なのですが、今の口語文に慣れている現代人では

例えば 明治の文豪と云われた夏目漱石の  坊っちゃんや吾輩は猫である、の

源本はとても読めなくて本の半分くらいは注釈が付いているのが現状で

、注釈とは翻訳みたいなもので たった百年で日本語は大きく変わりました。

ただ、誤解のないよう付け加えますと文語文とは、あくまでも文章様の日本語

です。夏目漱石もやっぱり蝶々はちょうちょと話していたようで

文章にすると   てふてふと書いていました。

なぜ こんな分かりにくいことしていたのか…上手く説明出来ませんが、

これが日本の国語  というものらしいですよ。

最近 この文語にハマっていまして 少し だけ紹介させて頂きました。

 

コメント
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