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寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

農業大国を目指せ!

2022年09月02日 06時52分48秒 | 笑い

   おはようございます〜

9月に入って 天気がすぐれませんね。台風の影響ですが、

8月の終わり頃から このような愚図ついた天気が続いています。

そもそも9月は 秋ですから11月頃までは台風を気にしないと

いけないのは昔からでした。それが最近は農家がグンと減ったので、

あまり台風について気にする人がいません。

農家の人がやきもきするのは台風が来ると、実った稲が雨風に煽られて倒れて

しまうからです。最近は稲の品種改良が進んでいるのと刈り取る農機具が良く

なっているので 少々の倒れた稲なら普通に刈り取ってしまいます。 

昔は台風といえばだいたい10月から11月にかけて襲来しました。

当時の稲作は、10月頃に刈り取るような品種が多かったせいか台風に弱い

イメージがありました。

ですから品種改良をして早く実る稲を作ったのが早稲の品種でした。

ようは台風が来るまでに刈り取ってしまおう、ということですね。

そんなわけで早稲の品種が持て囃されましたが 最近の気候変動で8月にも

台風が来るようになって〈今の現状〉また困ってしまったようです。

   まぁ日本人のことですから 創意工夫をして現代に合った稲作ができるのじゃ

ぁないかと楽観しています。

  ところで 世界中の穀物の生産量は 小麦がダントツらしいですね。

最近のウクライナ情勢から知ったのですが、東南アジア圏はお米の消費が多い

のですが他はほとんどが小麦のようです。

日本だってお米だけでは無くて小麦の輸入が相当あるようですね。

日本は米食のはずが年々米の消費が落ちて小麦との比率が近づいているのです

から 困ったものです。

まぁ小麦の方が 加工もしやすい様なので 使い勝手がいいのでしょうね。

そんな背景があるので 私は 米食を推奨しながら 小麦の生産に力を入れていった

らどうかな と思います。

それは国内の消費用の事ではなくて海外に輸出するための生産です。

小麦の生産は世界で一番は中国、次いでインド ですがこの両国は

多大な人口を抱えていてほとんどが国内の消費になるのですが輸出となると

オーストラリア、ウクライナ、ロシア、アルゼンチン米国などになります。

これらの国々の特長は国土が広い、人口がそんな多くないのですね。

日本は国土の7割が山岳地帯で3割ほどの地域で稲作や野菜、牧畜な

ど、そして住居も含まれますね。

小麦の生産は米ほど効率が良くなくて平米辺りの生産効率は米がダントツなの

ですね。

だから耕地面積が狭い日本でも国民みんなが食べる以上の生産が可能なのです。

ただし国民が飢えずに食べられるようになったのは戦後のことで冒頭に話しま

した品種改良や肥料の改善、耕作地の改良、河川の改修など全てが稲作に適し

た環境作りになってからでした。

それ以前は天候不順に左右されて飢饉になる事もしばしばでした。

それが色々な改善方法でお米がたくさん穫れるようになると今度は

お米をあまり食べなくなるのですから 先人の努力が報われなく

なって 遣る瀬無いようになって仕舞いました。

そんなわけで 日本も稲作用の耕地が物凄く余っているのが現状で

お米も作り過ぎて余らないような調整をしている始末です。

日本中にお米を作らない為に出来た休耕田→荒れ地がいっぱいあります。あれ

を野放しにしたままでゃ勿体ない。

政府の方針の米を作らないのなら 時流に合った 小麦、

これに注力を注げば農家の生産意欲が旺盛になり強いては国内の食料自給率の

向上や海外への輸出にも繋がっていくのではないでしょうか。

ただ問題は小麦の価格が安い事が最大のネックなのですが、そこは

日本のお家芸の創意工夫を活かして生産効率を上げることを突き詰めた

研究などで日本の小麦の輸出につなげる事になるのではないでしょうか。

お米で出来たのですから小麦でも可能な筈です。

小麦の市場は世界にあります。

無理だからと諦めないで官民連携して やってみてはどうでしょうか。

 

コメント (4)
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