おはようございます^^
一昨日(おととい)あたりが満月だったらしくて、昨日の夜も何気なく見上げてみますとやや欠けているお月さん
が煌々と輝いました。この光っている正体は裏側にある太陽の光を受けているからなのですが、地球の朝昼の明るさなども
やはり太陽の恵みですし…そうしますと 🎵十五夜お月さま~なんて歌っていた平安の人々は、まさか夜の王様
お月さまが自身の輝きじゃぁなく太陽の光の反射だと知ったらどんな顔をするでしょうか^^おそらくノーベル賞の科学者が説明をしたところで
にわかには信じがたく ほんにそうじゃろか・・ とうなずきながら横で冷笑をしているでしょうね^^
昔は…といっても百年ちょっと前には暦(カレンダー)の基本は月の満ち欠けが運用をしていました。わずかな草木のかがり火が
唯一の明かりだったころに 天上に煌々と輝くお月さまは昼間のお天道様を陽とすれば陰の世界の象徴だったのではないでしょうか。
お天道様だってよく見ていますと、天上の軌道が西寄りに変わっていきます。それを以て太陽暦が成り立ったのですね。
でも 太陰暦のお月さまは角度も変わりますし、満月から三日月…新月と目に見えたわかりやすい明暗の変化があり観測がし易かった所為なのか
世界中が用いたようです。
時代が変わって今では空を眺めて時間を測る人なんていませんよね^^時間を知る方法を江戸時代以前はお寺の鐘を頼りにしていました。
寛永寺の鐘が ゴ~ンと鳴って 丑三つ時・・なんて落語に出てきますが人々はお寺の鐘で時を知ったのです。
じゃぁ お寺の和尚さんはどうやって時間を知ったのか…管理をしていたのか?…お天道様やお月さまの軌道を記しておよその時間を
測っていたらしいのです。多少の誤差は当然だったのでしょうが、およそ で済ませられた時代は悠長で世知辛くなくて
今と比べたら きっと楽園だったんじゃぁないかでしょうかな^^