彼は優秀か…３

割りきった…こんなのは家庭第一の主婦社員がほとんどですが、一部男性社員もいます。勿論大学を出ていて、将来を嘱望された人です。
所謂(いわゆる)窓際族ですね。
こんな人は最初からそうではなく、ある日、いやある時期どうしようもない絶望感を体験して無気力社員になってしまうのです。 無気力化すると後は早いですよ。あっちこっちの工場に次から次と転勤させられ、部署も不馴れな畑違いの職場になります。
まるで「早く辞めろ」と言わんばかりです。
悲しいですね…辛いですね… 一般社員と違い総合職で入社している以上転勤や職場変更は免れません。
(これだけは労働組合も処置なしです)

私が乗せた３人の内、山川課長がやはり窓際族でした… しかし彼の偉いところをそんな待遇をちっとも苦にしていないのか素振りを見せません。楽観的かつ楽天的(笑)
こんな人になりたいです(笑)
車内で高辻役員の冗談を一緒に笑っている姿はまったく卑下もせず屈託のない笑顔です。 彼がなぜ窓際族になったのか？
それは明日以降にお話しします…