どうしてここにバス停が必要なのかよくわからないところにあるバス停。比較的新しく出来たっぽい。そして、その先は何やら綺麗に整備されたようになっているが、ここは元々新港第一突堤と言われた(いや、今でもそう言われている)場所で今は温泉施設などになっている。
ある意味誰でも施設に足を踏み入れることができるようになっていて、
施設側に進んでいくと、枯山水をイメージしたしつらえのアプローチや
日本庭園をイメージした散歩道が続いてるが、
新港第一突堤と示された方向に進んでいくとインターロッキングブロックで整備された突堤に出る。その脇には海上保安庁の船が停泊していて、ここはかつて尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件の舞台にもなった場所でもある。
まずは温泉施設“蓮”の建物。コンセプトは良いのだけれども、コンセプト負けの面白味の無い外観に納まってしまっている。
三宮駅とこの場所を結ぶシャトルバスはゴールドと紫のツートンカラー。ちなみに紫は“蓮”を、ゴールドはこの先にあるラ・スイート神戸オーシャンズガーデンのカラーになっている。つまり共同運行というやつね。
ここまで歩いてくるには遠いけれど、もう少し足の確保が出来ればここはいい観光スポットになるのではないかと思う。例えば、メリケンパークとの間に渡し船があるとかね。
段々になっている部屋の真ん中を通るジグザグに置かれた階段は避難用の階段でプラン上仕方なく付けさせられた感が否めない感じになっている。
“蓮”からラ・スイートへ続く門扉。この先に、
ラ・スイート神戸オーシャンズガーデンの正面玄関がある。
突堤の遊歩道側からも門戸が開かれていてオフシーズンにはレストラン営業なんかもやるのかなと思ってみたり。
南端に回り込むと式場がガラス張りになっていて、
至近距離でこんな光景や、
こんな光景と接することができるのである。嫌なら柵や垣根を高くすればいいだけのことだし、次回来た時に高くなっていればなんかあったってことになるのかなと。
我々からこんな風に見えるということは、
会場内からこんな風に見えるのであって、それに気が付いた我々は早々に退散したのであった。
それにしても、このアングル内に見える結婚式場は4つあって更にモザイクに1つ、画角から外れた右脇にホテルオークラとポートタワーホテルがあるから、オーシャンズガーデンを加えると8~9もの結婚式施設が海岸沿いにひしめき合っていることになる。
ちなみに海への転落防止柵はところどころに電気的な配線が立ちあがっていて、手摺の裏を見上げると
何やら電気的な回路が見える。これは間接照明的なライティング施設なのかどうなのか気になるところ。
商魂たくましきかな“蓮”・・・いやたくましいのは、“蓮”に賃料をもらっている神戸市の方か??