【品川】提灯殺しの高輪橋架道橋へ

提灯殺しと聞くと何とも物騒な名前だが、この異名を持つ高輪橋架道橋がもしかたら殺されるかもしれないらしいので、失くなってしまう前に行ってみることにした。



入口か出口かで言えば、むしろこちらは出口の方になるのかな。



なぜならば、車は一方通行だからである。



それにしても低い。



どれだけ低いのかといえば高さ1.5Ｍなのだとか。



この架道橋を通行する車両は大半がタクシーである。一般乗用車との対比で言うなら8：2くらいの比率である。



なぜならば、この道は品川駅の東口広場に向かうための抜け道になっているのである。



背の高い人は随分長い距離を腰を曲げて歩かなければならない。



夜間ここを通るのはいかにも物騒だけれども昼間は、人も自転車もタクシーもひっきりなしに通るので物騒な感じは全くしない。



ん？この扉は？？？



半分以上西寄りに進むと壁のテクスチャがガラリと変わる。むしろここから先の方が古い感じがするが、この先から少しだけ天井が高くなる。高さにして1.85Ｍくらいな感じ。



それにしても低い。しかも直線ではないのね。



京浜東北線の北行の線路が山手線をオーバークロスするために高架となるため、線路一本分だけ天井が抜けているところがある。



山手線と京浜東北線の下だけは上を見上げると枕木が見えるのだが、電車が通過中に真下を通るとこれはものすごく恐ろしい。



なにがどう恐ろしいのかというと、音が迫りくる感じであるだけでなく、ものすごくリアルな感じの風が頭髪を揺らすのである。カツラだったらズレちゃいそうなほどに。。。



入口側に到着。



これは一度、車で通ってみたい感じもする。



きっとスリル満点なんだろうなあ。あとオープンカーとかね。



入口を出るとすぐに国道15号線と交わる。



場所はココ。都営地下鉄泉岳寺駅すぐで、山手線の新駅予定地のそば。



今日、いちばんの写真はコレかな。最近スクエアの間合いの取り方が少しずつ掴めてきたのが嬉しい。